さて、前回の続きです。
ちなみに前回はこちらhttp://pendrell.diarynote.jp/201809262310398306/
過去のまとめはこちらhttp://pendrell.diarynote.jp/?theme_id=5
まずサンプルレシピを
さて、前回の記事で書いたように、サルベイジャーデッキはコンボデッキです。
しかし、それだけではなく、多角的に攻められるのが強みです。
実際に、以前自分が大会に参加したときは、コンボ勝ちよりもそれ以外で勝つほうが多かったです。
さて、コンボ以外の勝ち筋としては、
① 2ターン目、《ウルザの後継、カーン》着地からのマイナス能力によるトークン連打。これはアーティファクトの数を参照するため、2ターン目に出した時は3/3や4/4程度ですが、3ターン目には6/6になることも珍しくありません。
当然対処されなければ、これだけで勝つことが出来ます。
② 《アンティキティー戦争》による勝ちパターン。実は、これがサルベイジャーデッキで一番多い勝ち筋だったりします。
これは本当に簡単で、プレイして2ターンたつと、全てのアーティファクトが5/5になるので、全部のアーティファクトで殴るだけです。土地も含めてアーティファクトが5枚以上あるのが当たり前なので、簡単に30点ダメージとかを叩き出して試合が終わります。
③ 《木端+微塵》による必殺。実は結構、《微塵》の破壊力が高いです。例えば、土地で4マナ、《ライオンの瞳のダイアモンド》が2枚あると、これだけで8点ダメージになります。実はデッキにマナソースが32枚と多く、2マナランドもあるため、結構膨大なマナが出たりします。また、普通のX呪文と違って、《ライオンの瞳のダイアモンド》のマナを使える事も大きいです。
そのため、ある程度ライフを減らせていれば、これが勝ち筋になったりします。
もちろん、《歩行バリスタ》でちまちま削りきる事もあります。
特に、序盤で《アンティキティー戦争》を設置して、相手のライフを削りきれなかった場合に活躍します。相手は直接火力が無いと判断して、15点までダメージを受ける場合も多いですしね。
④ 《オーリオックの廃品回収者》による、歩行バリスタ回収による盤面を支配しての勝ち
《オーリオックの廃品回収者》で《歩行バリスタ》を回収する事で、無限に除去を飛ばすことが出来ます。《オーリオックの廃品回収者》さえ除去られなければ、アド差がとんでもないことになるため、これだけで勝てたりします。
もともとタフネス4の4マナクリーチャーであり、少しだけ除去耐性がありますし、チャリスX=1を設置してある場合、《オーリオックの廃品回収者》がかなり生き残りやすいです。
ちなみに、《Lodestone Bauble》がある場合、3マナで1ドロー、《ミシュラのガラクタ》がある場合、2マナで1ドローになります。前述した通り、マナソースが多いため、次のターンのアップキープまでのタイムラグがあるものの、めちゃくちゃカードを引けます。
そして、コンボについてですが、、以外に最速キルターン自体は速いデッキです。
本当にテンパイだと1キルだったりしますし、2キル、3キルはやろうと思えば結構簡単に出来たりします。
ちなみに、《ライオンの瞳のダイアモンド》2枚、2マナランド、《オパールのモックス》、《直観》、コンポパーツ何か、が初手にあると1キルですね。
まあ、これだけ見るとあまり現実的ではありませんが、要するに《ライオンの瞳のダイアモンド》がある状況で《直観》を打てれば、次のターンにコンボスタート出来まるということです。
《直観》を打つことが出来るのならば、コンボパーツは6種類の中から何でもいいため、割と簡単にそろいます。
また、本来は《オーリオックの廃品回収者》を出した状態で、《オーリオックの廃品回収者》の起動コスト2マナが必要になりますが、コンポパーツである《ライオンの瞳のダイアモンド》が戦場に出ていれば、ダイアモンドから出るマナを起動コストにあてられます。
つまり、4マナで《オーリオックの廃品回収者》さえ出せれば、そのままダイアモンドのマナを利用してコンボスタート出来るわけです。
4マナあれば即死コンボ発動可能と考えると、割とすごいです。
そして、これが相手エンドに直観を打った場合だと、ダイアモンドのマナを含めて合計6マナあればコンボスタート出来ます。つまり、実質3マナ(直観を打てるマナ)があれば、コンボスタート出来ます。
結果的にはコンボを開始するターンに必要なマナが1マナ減るだけではありますが、とても大きな差がありますし、コンボパーツをまとめて揃えることができますしね。
とはいえ、《ライオンの瞳のダイアモンド》を起動してしまうと手札がなくなってしまうため、妨害がないと確信できない相手の場合は、カーンやアンティキティー戦争などから入ったほうが安全ですね。
ちなみに、墓地対策の定番サイドカードである《外科的摘出》ですが……サルベイジャーコンボがスタートしてからでは、《外科的摘出》を打つ事が出来ないこともそこそこあります。
例えば……
手札が、《オーリオックの廃品回収者》、ライオンの瞳、歩行バリスタ。墓地は0。そして盤面に5マナあった場合、外科的摘出を打つタイミングは全くありません。
コンボ側の流れとしてはライオンの瞳、サルベイジャーをプレイし、ライオンの瞳を起動して手札を捨てる。そして、ライオンの瞳を対象にサルベイジャーの能力を起動します。
この際、能力に対応して、ダイアモンドに外科的摘出をプレイしても、その外科的摘出に対応して、改めてダイアモンドを対象にサルベイジャーの能力を起動することによって、問題なく手札に戻すことが出来ます。
つまり、サルベイジャーコンボを行う際に、余分に2マナ(ライオンの瞳起動で3マナ出ることを考えると、実質1マナ)余分に用意する事で、外科的摘出をケア出来るというわけです。
他に特筆すべき点として、前回の日記の最後に書いたように、色マナに対する柔軟性が非常に高い事が挙げられます。
サンプルレシピでは、各色のシングルマナカードと、黒のダブルシンボルカードを採用しています。
つまり、通常使われるカードであれば、ほとんどのカードを採用できるわけです。
極端な話、4マナで、それ1枚で勝てるカードが出た場合、何色であろうと、それを採用する事が出来ます。
また、メタに合わせたカードを使う事で相性を改善させる事も出来ます。
今後も様々なバージョンアップが可能な、伸び代のあるデッキだと言えます。
ちなみに前回はこちらhttp://pendrell.diarynote.jp/201809262310398306/
過去のまとめはこちらhttp://pendrell.diarynote.jp/?theme_id=5
まずサンプルレシピを
「シルバードラゴン」(ボンバーマン)
エターナル・ウィークエンド・アジア2018 レガシー選手権 10位 (2018年8月18~19日)[MO]
4 《古えの居住地》
4 《教議会の座席》
4 《空僻地》
1 《産業の塔》
4 《古えの墳墓》
3 《裏切り者の都》
-土地(20)-
2 《練達飛行機械職人、サイ》
3 《オーリオックの廃品回収者》
4 《歩行バリスタ》
-クリーチャー(9)-
4 《ライオンの瞳のダイアモンド》
4 《オパールのモックス》
1 《Lodestone Bauble》
4 《ディミーアの印鑑》
1 《アズカンタの探索》
4 《直観》
4 《アンティキティー戦争》
1 《掘葬の儀式》
1 《木端+微塵》
4 《虚空の杯》
3 《ウルザの後継、カーン》
-呪文(31)-
1 《古えの遺恨》
1 《天啓の光》
1 《魔術遠眼鏡》
1 《窒息》
1 《孤独の都》
1 《仕組まれた疫病》
1 《罠の橋》
4 《虚空の力線》
2 《Helm of Obedience》
2 《仕組まれた爆薬》
-サイドボード(15)-
さて、前回の記事で書いたように、サルベイジャーデッキはコンボデッキです。
しかし、それだけではなく、多角的に攻められるのが強みです。
実際に、以前自分が大会に参加したときは、コンボ勝ちよりもそれ以外で勝つほうが多かったです。
さて、コンボ以外の勝ち筋としては、
① 2ターン目、《ウルザの後継、カーン》着地からのマイナス能力によるトークン連打。これはアーティファクトの数を参照するため、2ターン目に出した時は3/3や4/4程度ですが、3ターン目には6/6になることも珍しくありません。
当然対処されなければ、これだけで勝つことが出来ます。
② 《アンティキティー戦争》による勝ちパターン。実は、これがサルベイジャーデッキで一番多い勝ち筋だったりします。
これは本当に簡単で、プレイして2ターンたつと、全てのアーティファクトが5/5になるので、全部のアーティファクトで殴るだけです。土地も含めてアーティファクトが5枚以上あるのが当たり前なので、簡単に30点ダメージとかを叩き出して試合が終わります。
③ 《木端+微塵》による必殺。実は結構、《微塵》の破壊力が高いです。例えば、土地で4マナ、《ライオンの瞳のダイアモンド》が2枚あると、これだけで8点ダメージになります。実はデッキにマナソースが32枚と多く、2マナランドもあるため、結構膨大なマナが出たりします。また、普通のX呪文と違って、《ライオンの瞳のダイアモンド》のマナを使える事も大きいです。
そのため、ある程度ライフを減らせていれば、これが勝ち筋になったりします。
もちろん、《歩行バリスタ》でちまちま削りきる事もあります。
特に、序盤で《アンティキティー戦争》を設置して、相手のライフを削りきれなかった場合に活躍します。相手は直接火力が無いと判断して、15点までダメージを受ける場合も多いですしね。
④ 《オーリオックの廃品回収者》による、歩行バリスタ回収による盤面を支配しての勝ち
《オーリオックの廃品回収者》で《歩行バリスタ》を回収する事で、無限に除去を飛ばすことが出来ます。《オーリオックの廃品回収者》さえ除去られなければ、アド差がとんでもないことになるため、これだけで勝てたりします。
もともとタフネス4の4マナクリーチャーであり、少しだけ除去耐性がありますし、チャリスX=1を設置してある場合、《オーリオックの廃品回収者》がかなり生き残りやすいです。
ちなみに、《Lodestone Bauble》がある場合、3マナで1ドロー、《ミシュラのガラクタ》がある場合、2マナで1ドローになります。前述した通り、マナソースが多いため、次のターンのアップキープまでのタイムラグがあるものの、めちゃくちゃカードを引けます。
そして、コンボについてですが、、以外に最速キルターン自体は速いデッキです。
本当にテンパイだと1キルだったりしますし、2キル、3キルはやろうと思えば結構簡単に出来たりします。
ちなみに、《ライオンの瞳のダイアモンド》2枚、2マナランド、《オパールのモックス》、《直観》、コンポパーツ何か、が初手にあると1キルですね。
まあ、これだけ見るとあまり現実的ではありませんが、要するに《ライオンの瞳のダイアモンド》がある状況で《直観》を打てれば、次のターンにコンボスタート出来まるということです。
《直観》を打つことが出来るのならば、コンボパーツは6種類の中から何でもいいため、割と簡単にそろいます。
また、本来は《オーリオックの廃品回収者》を出した状態で、《オーリオックの廃品回収者》の起動コスト2マナが必要になりますが、コンポパーツである《ライオンの瞳のダイアモンド》が戦場に出ていれば、ダイアモンドから出るマナを起動コストにあてられます。
つまり、4マナで《オーリオックの廃品回収者》さえ出せれば、そのままダイアモンドのマナを利用してコンボスタート出来るわけです。
4マナあれば即死コンボ発動可能と考えると、割とすごいです。
そして、これが相手エンドに直観を打った場合だと、ダイアモンドのマナを含めて合計6マナあればコンボスタート出来ます。つまり、実質3マナ(直観を打てるマナ)があれば、コンボスタート出来ます。
結果的にはコンボを開始するターンに必要なマナが1マナ減るだけではありますが、とても大きな差がありますし、コンボパーツをまとめて揃えることができますしね。
とはいえ、《ライオンの瞳のダイアモンド》を起動してしまうと手札がなくなってしまうため、妨害がないと確信できない相手の場合は、カーンやアンティキティー戦争などから入ったほうが安全ですね。
ちなみに、墓地対策の定番サイドカードである《外科的摘出》ですが……サルベイジャーコンボがスタートしてからでは、《外科的摘出》を打つ事が出来ないこともそこそこあります。
例えば……
手札が、《オーリオックの廃品回収者》、ライオンの瞳、歩行バリスタ。墓地は0。そして盤面に5マナあった場合、外科的摘出を打つタイミングは全くありません。
コンボ側の流れとしてはライオンの瞳、サルベイジャーをプレイし、ライオンの瞳を起動して手札を捨てる。そして、ライオンの瞳を対象にサルベイジャーの能力を起動します。
この際、能力に対応して、ダイアモンドに外科的摘出をプレイしても、その外科的摘出に対応して、改めてダイアモンドを対象にサルベイジャーの能力を起動することによって、問題なく手札に戻すことが出来ます。
つまり、サルベイジャーコンボを行う際に、余分に2マナ(ライオンの瞳起動で3マナ出ることを考えると、実質1マナ)余分に用意する事で、外科的摘出をケア出来るというわけです。
他に特筆すべき点として、前回の日記の最後に書いたように、色マナに対する柔軟性が非常に高い事が挙げられます。
サンプルレシピでは、各色のシングルマナカードと、黒のダブルシンボルカードを採用しています。
つまり、通常使われるカードであれば、ほとんどのカードを採用できるわけです。
極端な話、4マナで、それ1枚で勝てるカードが出た場合、何色であろうと、それを採用する事が出来ます。
また、メタに合わせたカードを使う事で相性を改善させる事も出来ます。
今後も様々なバージョンアップが可能な、伸び代のあるデッキだと言えます。
コメント
簡単に言うと、コンボ系が苦手で、フェアデッキ相手に有利ですね。ただ、カウンターの多いデッキは苦手ですね。