ということで、以前書いた、奈落の総ざらいについての続きです。


 今日、時間が会ったので色々と考えてみて、実際にデッキも組んでみました。

 リストは以下のものです。

creature [8]

4 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》  
4 《タルモゴイフ/Tarmogoyf》

instant [17]

4 《渦まく知識/Brainstorm》
3 《罰する火/Punishing Fire》
4 《突然の衰微/Abrupt Decay》
3 《目くらまし/Daze》
3 《奈落の総ざらい/Empty the Pits》

sorcery [8]

1 《思案/Ponder》
4 《Hymn to Tourach》
3 《未練ある魂/Lingering Souls》


land [23]

4 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
1 《霧深い雨林/Misty Rainforest》
4 《汚染された三角州/Polluted Delta》
2 《Scrubland》
1 《Bayou》
1 《Badlands》
3 《Underground Sea》
3 《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》
1 《黄昏のぬかるみ/Twilight Mire》
1 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1 《森/Forest》
1 《Tropical Island》

planeswalker [4]

4 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》


 で、組んでは見たのですが・・・結局イマイチでした。

 一応それなりには強くて、多分今日大会に参加したら、2-1くらいだと思います。
 
 ベースとなっているのが、いつもの5色なゼノデッキなので、基本的な強さはあります。
 ただし、奈落の総ざらいのせいでマナベースが歪んでしまっているのと、奈落の総ざらい自体がイマイチ噛み合っていないのが問題です。

 ぶっちゃけ、奈落の総ざらいのスペースに、宝船の巡航を入れてマナベースを整えた方がよっぽど強いと思います。

 なんていうか、考えれば考えるほど、レガシーでの奈落の総ざらいの使いにくさが出てきてしまうんですよね。

 わざわざ4マナをそろえるよりも、1マナで巡航を打って、その引いたカードを展開したほうがよっぽどスマートなんですよね。難しいものです。

 また、最近のテンポ系デッキが流行っている事を考えると、黒4つのマナをそろえる事自体が大変ですし、目くらまし、呪文貫きが確定カウンターになりやすいのも厳しいですね。

 あと、当然ながら中盤からしかマトモに打てないため、コンボ系相手にも使えませんしね。

どうやら、自分では奈落の総ざらいの真価を発揮させることはできないようです。無念。

コメント

くいろ
2014年10月24日0:04

もっと尖ったリストにしてみてはどうですか?
いつも通りの死儀礼タルモブレスト罰火未練ヒムのようなリストのフリーの部分だけ使いたいカードに替えるのでは、総ざらいのようなカードは使いにくいだけのような気がします。
と言って具体的な案はないので申し訳ないのですが、いっそ黒単で墓地をそこそこ増やすようなデッキを構築されてみてはいかがでしょうか。少なからずこのカードが入る既存のデッキはほとんどないと思われる(青ならだいたい宝船を使いそう)ので、オリジナルのデッキにするのも手だと思います。

ZENO(ゼノ@ 5色の人)
2014年10月24日7:50

〉くいろさん
とても考えさせられるコメントです。。
確かにおっしゃるとおりですね。無理に既存のデッキに入れるより、専用のデッキを用意した方が良いカードでした。
くいろさんのアイディアも形になりそうな気もしますし、とても面白そうです。
非常に嬉しい指摘でした。本当にありがとうございます。

みの
2014年10月24日13:46

インスタントとソーサリー欄にある未練の魂計6枚とか強すぎww

ZENO(ゼノ@ 5色の人)
2014年10月24日19:10

〉みのさん
ホントだwやべえw
さっぱり気がつかなかったけど、よく見ると色々枚数もおかしい気がする。
やっぱり携帯から書き込むとキツイね。あとでこっそり直しておきます。

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