ということで、突然ですが「中編」です。
中編とか多分初めて・・・
ニックフィットですが、昨日たくさんコメントを頂き、人気のあるアーキタイプなのだとびっくりしております。
その中で、赤緑黒タイプや、白緑黒タイプについてもコメントされていたため、今回はそれについても紹介したいと思います。
赤緑黒カラーのニックフィット
タイプ1 罰する火+緑頂点型コントロール
「罰する火」による対クリーチャーデッキへのコントロール力を上げたタイプです。
青黒緑型よりも、よりクリーチャーデッキに対して強くなっております。
そして、その分コンボデッキや、青白奇跡などのコントロールデッキ相手にさらに弱くなっています。
一長一短ではありますが・・・もともと強いデッキにさらに強く、弱いデッキにさらに弱くなっているため、あまり好きではありません。
また、これでは採用していませんが、このタイプだと「ヴェールのリリアナ」を採用することも多いです。罰する火と相性が良いですからね。
タイプ2 ヴァラクート型
さて、待ってました!と思っている方もいるのかもしれませんが、これがヴァラクート型のニックフィットです。
従来のニックフィットとの最大の違いは、「土地が7枚ある状況で、即死コンボが発動できる」という点にあります。
「風景の変容」により、好きな数の土地を生贄に捧げ、生贄にした数だけ土地をライブラリーから直接出すことが出来ます。
これにより、「溶鉄の尖峰、ヴァラクート」と「山」6枚を出すことによって、ヴァラクートの能力が6回誘発し、計18点ダメージを与えることが出来ます。レガシーではフェッチランドによるライフロスが多いため、おおむねコレで即死です。
念のために、土地8枚で、ヴァラクート+山7枚ならば21点。土地8枚で、ヴァラクート2枚+山6枚ならば36点のダメージを与えることが出来ます。
もちろん「山」は、「Taiga」などの山でもあるデュアルランドやショックランドでも大丈夫です。
このタイプは、どの状況でも一撃で勝負がつく可能性があるという点が強みです。
「風景の変容」での即死を狙うだけでなく、「燃え立つ願い」からも様々なカードを持ってこられるため、柔軟性も増えています。もちろん、願いからは風景の変容をサーチしてくる場面も多いです。
「老練の探険者」と赤マナソースを見たら、このタイプを警戒したほうが良いでしょう。
赤緑黒タイプのニックフィットの中で、もっとも人気なタイプがこのタイプだったりしますしね。
ちなみに、仮に「もみ消し」が手札に合ったとしても、ヴァラクートの誘発を防げるのは1回だけであり、基本的に意味がないです。6回誘発したとしたら、もみ消しが6枚なければ防ぎきれません。ちょっと大変ですね。
また、よくある勘違いですが、「風景の変容」によって土地を生贄に捧げるのは効果の一部で、コストではありません。そのためコレを打ち消した場合は、相手の土地は生贄に捧げられません。
白緑黒タイプ
タイプ1 中速ビートタイプ
このタイプは、白による優秀なクリーチャーによって殴り切ることを意識しています。
「鷺群れのシガルダ」は、出てさえしまえば、レガシー環境でコレを除去できるカードはほぼありません。青白奇跡で使われる「終末」や、黒系コントロールの「滅び」くらいですね。
他のデカブツも、当然出てしまえばすぐに除去しなければゲームが終わります。
スタンの頃に、「悪斬の天使」や「太陽のタイタン」に泣かされた覚えのある方も多いと思います。
また、白が入ったことによる一番の特徴は、「アカデミーの学長」が採用できる事です。
もともと「老練の探検者」を生贄に捧げることを前提したこのデッキに非常にあっており、好きなエンチャントを直接場に出すことが出来ます。状況に応じてカードを持ってこれるため、非常に強力です。
ちなみに、「アカデミーの学長」によるエンチャントサーチですが、「戦場から墓地に落ちた時の誘発能力」です。そのため、墓地に落ちて能力が誘発した後で、墓地から取り除いてしまえばエンチャントサーチは行えません。
そのため、ナチュラルに対策になっている、「死儀礼のシャーマン」を苦手としています。
タイプ2 コンボ・全知型
タイプ1のクリーチャーで殴り倒す方向よりも、「アカデミーの学長」によるサーチに重点をおいたタイプです。
アカデミーの学長で「全知」をサーチし、「激情の共感者」や「悪魔の意図」によって「引き裂かれし永劫、エムラクール」を手札に加え、そのままプレイすることができます。
また、エムラクールは「再誕のパターン」によって直接場に出すことも出来ます。
「アカデミーの学長」を「悪魔の意図」で生贄に捧げることで、コンボパーツの両方にアクセス出来る事も優秀です。
非常に派手でカッコイイ動きになっています。
ただし、安定性にはやや欠けるものがあり、全知+エムラクールのコンボについては、残念ながら青単全知などで「実物提示教育」からプレイしたほうが無難だったりします。
おまけ
「緑の太陽の頂点」と「出産の殻」について
基本的な話ですみませんが、たまに疑問に持たれる方がいるようなので書きます。
この2枚については、共存させることはかなり困難だったりします。
そのため、前回の内容でも、どちらかを選択して採用したレシピを紹介しています。
何故かと言うと、単純にサーチできる対象の制限からですね。
「緑の太陽の頂点」・・・緑色のクリーチャー。マナコストの制限なし。
「出産の殻」・・・何色でも良い。ただし、クリーチャーの生贄と、生贄のマナコストによる制限あり。
となっています。
緑の太陽の頂点を有効に使うためには、緑色のクリーチャーを多用し、何種類も入れて選択肢を増やすことが重要です。
出産の殻の場合は色の制限がないものの、マナコストを参照する必要があるため、デッキ全体のクリーチャーのマナコスト+マナ域ごとのクリーチャー数を調整しなければなりません。
そのため、両方を採用することは、難しいわけですね。
また、両方を入れてしまうと、その分クリーチャーカードにさける枚数が減ってしまい、持ってこれるクリーチャーの枚数自体が減ってしまいます。
そのため、どちらのカードの強みも減ってしまうわけですね。
というところで中編は終わりです。
後は後編。でも、後編はシビアであんまり楽しい話ではない気がします・・・ぐぬぬ
中編とか多分初めて・・・
ニックフィットですが、昨日たくさんコメントを頂き、人気のあるアーキタイプなのだとびっくりしております。
その中で、赤緑黒タイプや、白緑黒タイプについてもコメントされていたため、今回はそれについても紹介したいと思います。
赤緑黒カラーのニックフィット
タイプ1 罰する火+緑頂点型コントロール
creatures [12]
1 《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon》
1 《永遠の証人/Eternal Witness》
1 《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
1 《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》
2 《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》
2 《スラーグ牙/Thragtusk》
4 《老練の探険者/Veteran Explorer》
instants [7]
3 《突然の衰微/Abrupt Decay》
4 《罰する火/Punishing Fire》
sorceries [10]
1 《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
1 《毒の濁流/Toxic Deluge》
4 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
4 《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
enchantments [3]
3 《破滅的な行為/Pernicious Deed》
planeswalkers [2]
1 《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》
1 《原初の狩人、ガラク/Garruk, Primal Hunter》
artifacts [3]
3 《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
lands [23]
1 《Badlands》
1 《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》
1 《Taiga》
1 《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》
1 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
2 《Bayou》
2 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
2 《森/Forest》
2 《山/Mountain》
2 《沼/Swamp》
4 《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》
4 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
サイドボード
3 《殺戮遊戯/Slaughter Games》
4 《思考囲い/Thoughtseize》
3 《毒の濁流/Toxic Deluge》
3 《花の絨毯/Carpet of Flowers》
2 《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
1 《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder》
「罰する火」による対クリーチャーデッキへのコントロール力を上げたタイプです。
青黒緑型よりも、よりクリーチャーデッキに対して強くなっております。
そして、その分コンボデッキや、青白奇跡などのコントロールデッキ相手にさらに弱くなっています。
一長一短ではありますが・・・もともと強いデッキにさらに強く、弱いデッキにさらに弱くなっているため、あまり好きではありません。
また、これでは採用していませんが、このタイプだと「ヴェールのリリアナ」を採用することも多いです。罰する火と相性が良いですからね。
タイプ2 ヴァラクート型
creatures [13]
1 《永遠の証人/Eternal Witness》
1 《原始のタイタン/Primeval Titan》
1 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
1 《スラーグ牙/Thragtusk》
1 《ウッド・エルフ/Wood Elves》
2 《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells》
2 《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
4 《老練の探険者/Veteran Explorer》
instants [3]
3 《突然の衰微/Abrupt Decay》
sorceries [15]
2 《風景の変容/Scapeshift》
2 《思考囲い/Thoughtseize》
3 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
4 《燃え立つ願い/Burning Wish》
4 《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
enchantments [3]
3 《破滅的な行為/Pernicious Deed》
artifacts [3]
3 《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
lands [24]
1 《山/Mountain》
1 《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》
2 《Bayou》
2 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
2 《沼/Swamp》
2 《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》
2 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
4 《Badlands》
4 《森/Forest》
4 《Taiga》
サイドボード
3 《殺戮遊戯/Slaughter Games》
3 《赤霊破/Red Elemental Blast》
1 《紅蓮破/Pyroblast》
1 《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
1 《紅蓮地獄/Pyroclasm》
1 《無垢の血/Innocent Blood》
1 《滅び/Damnation》
1 《風景の変容/Scapeshift》
1 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
1 《思考囲い/Thoughtseize》
1 《強迫/Duress》
さて、待ってました!と思っている方もいるのかもしれませんが、これがヴァラクート型のニックフィットです。
従来のニックフィットとの最大の違いは、「土地が7枚ある状況で、即死コンボが発動できる」という点にあります。
「風景の変容」により、好きな数の土地を生贄に捧げ、生贄にした数だけ土地をライブラリーから直接出すことが出来ます。
これにより、「溶鉄の尖峰、ヴァラクート」と「山」6枚を出すことによって、ヴァラクートの能力が6回誘発し、計18点ダメージを与えることが出来ます。レガシーではフェッチランドによるライフロスが多いため、おおむねコレで即死です。
念のために、土地8枚で、ヴァラクート+山7枚ならば21点。土地8枚で、ヴァラクート2枚+山6枚ならば36点のダメージを与えることが出来ます。
もちろん「山」は、「Taiga」などの山でもあるデュアルランドやショックランドでも大丈夫です。
このタイプは、どの状況でも一撃で勝負がつく可能性があるという点が強みです。
「風景の変容」での即死を狙うだけでなく、「燃え立つ願い」からも様々なカードを持ってこられるため、柔軟性も増えています。もちろん、願いからは風景の変容をサーチしてくる場面も多いです。
「老練の探険者」と赤マナソースを見たら、このタイプを警戒したほうが良いでしょう。
赤緑黒タイプのニックフィットの中で、もっとも人気なタイプがこのタイプだったりしますしね。
ちなみに、仮に「もみ消し」が手札に合ったとしても、ヴァラクートの誘発を防げるのは1回だけであり、基本的に意味がないです。6回誘発したとしたら、もみ消しが6枚なければ防ぎきれません。ちょっと大変ですね。
また、よくある勘違いですが、「風景の変容」によって土地を生贄に捧げるのは効果の一部で、コストではありません。そのためコレを打ち消した場合は、相手の土地は生贄に捧げられません。
白緑黒タイプ
タイプ1 中速ビートタイプ
creatures [21]
1 《悪斬の天使/Baneslayer Angel》
1 《激情の共感者/Fierce Empath》
1 《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
1 《墓所のタイタン/Grave Titan》
1 《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
1 《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
1 《鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons》
1 《飢えたルサルカ/Starved Rusalka》
1 《太陽のタイタン/Sun Titan》
1 《スラーグ牙/Thragtusk》
2 《永遠の証人/Eternal Witness》
2 《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
3 《アカデミーの学長/Academy Rector》
4 《老練の探険者/Veteran Explorer》
instants [2]
2 《突然の衰微/Abrupt Decay》
sorceries [8]
4 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
4 《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
enchantments [7]
1 《債務者の弔鐘/Debtors’ Knell》
1 《原始の報奨/Primeval Bounty》
1 《繰り返す悪夢/Recurring Nightmare》
1 《リサイクル/Recycle》
3 《破滅的な行為/Pernicious Deed》
artifacts [2]
2 《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
lands [21]
1 《Savannah》
1 《Scrubland》
2 《Bayou》
2 《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》
2 《沼/Swamp》
3 《森/Forest》
3 《平地/Plains》
3 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
サイドボード
4 《思考囲い/Thoughtseize》
3 《根絶/Extirpate》
2 《外科的摘出/Surgical Extraction》
3 《クローサの掌握/Krosan Grip》
2 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1 《フェアリーの忌み者/Faerie Macabre》
このタイプは、白による優秀なクリーチャーによって殴り切ることを意識しています。
「鷺群れのシガルダ」は、出てさえしまえば、レガシー環境でコレを除去できるカードはほぼありません。青白奇跡で使われる「終末」や、黒系コントロールの「滅び」くらいですね。
他のデカブツも、当然出てしまえばすぐに除去しなければゲームが終わります。
スタンの頃に、「悪斬の天使」や「太陽のタイタン」に泣かされた覚えのある方も多いと思います。
また、白が入ったことによる一番の特徴は、「アカデミーの学長」が採用できる事です。
もともと「老練の探検者」を生贄に捧げることを前提したこのデッキに非常にあっており、好きなエンチャントを直接場に出すことが出来ます。状況に応じてカードを持ってこれるため、非常に強力です。
ちなみに、「アカデミーの学長」によるエンチャントサーチですが、「戦場から墓地に落ちた時の誘発能力」です。そのため、墓地に落ちて能力が誘発した後で、墓地から取り除いてしまえばエンチャントサーチは行えません。
そのため、ナチュラルに対策になっている、「死儀礼のシャーマン」を苦手としています。
タイプ2 コンボ・全知型
creatures [14]
1 《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
1 《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
1 《永遠の証人/Eternal Witness》
1 《激情の共感者/Fierce Empath》
1 《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
1 《飢えたルサルカ/Starved Rusalka》
4 《アカデミーの学長/Academy Rector》
4 《老練の探険者/Veteran Explorer》
instants [4]
4 《突然の衰微/Abrupt Decay》
sorceries [13]
3 《悪魔の意図/Diabolic Intent》
3 《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
3 《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
4 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
enchantments [4]
1 《全知/Omniscience》
1 《再誕のパターン/Pattern of Rebirth》
2 《破滅的な行為/Pernicious Deed》
planeswalkers [2]
2 《情け知らずのガラク/Garruk Relentless》
artifacts [3]
3 《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
lands [20]
1 《平地/Plains》
1 《Savannah》
2 《Bayou》
2 《ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower》
2 《沼/Swamp》
4 《森/Forest》
4 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
4 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
サイドボード
2 《Chains of Mephistopheles》
2 《花の絨毯/Carpet of Flowers》
1 《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
1 《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
1 《外科的摘出/Surgical Extraction》
1 《破滅的な行為/Pernicious Deed》
2 《神聖の力線/Leyline of Sanctity》
2 《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
1 《法の定め/Rule of Law》
1 《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
1 《信仰の足枷/Faith’s Fetters》
タイプ1のクリーチャーで殴り倒す方向よりも、「アカデミーの学長」によるサーチに重点をおいたタイプです。
アカデミーの学長で「全知」をサーチし、「激情の共感者」や「悪魔の意図」によって「引き裂かれし永劫、エムラクール」を手札に加え、そのままプレイすることができます。
また、エムラクールは「再誕のパターン」によって直接場に出すことも出来ます。
「アカデミーの学長」を「悪魔の意図」で生贄に捧げることで、コンボパーツの両方にアクセス出来る事も優秀です。
非常に派手でカッコイイ動きになっています。
ただし、安定性にはやや欠けるものがあり、全知+エムラクールのコンボについては、残念ながら青単全知などで「実物提示教育」からプレイしたほうが無難だったりします。
おまけ
「緑の太陽の頂点」と「出産の殻」について
基本的な話ですみませんが、たまに疑問に持たれる方がいるようなので書きます。
この2枚については、共存させることはかなり困難だったりします。
そのため、前回の内容でも、どちらかを選択して採用したレシピを紹介しています。
何故かと言うと、単純にサーチできる対象の制限からですね。
「緑の太陽の頂点」・・・緑色のクリーチャー。マナコストの制限なし。
「出産の殻」・・・何色でも良い。ただし、クリーチャーの生贄と、生贄のマナコストによる制限あり。
となっています。
緑の太陽の頂点を有効に使うためには、緑色のクリーチャーを多用し、何種類も入れて選択肢を増やすことが重要です。
出産の殻の場合は色の制限がないものの、マナコストを参照する必要があるため、デッキ全体のクリーチャーのマナコスト+マナ域ごとのクリーチャー数を調整しなければなりません。
そのため、両方を採用することは、難しいわけですね。
また、両方を入れてしまうと、その分クリーチャーカードにさける枚数が減ってしまい、持ってこれるクリーチャーの枚数自体が減ってしまいます。
そのため、どちらのカードの強みも減ってしまうわけですね。
というところで中編は終わりです。
後は後編。でも、後編はシビアであんまり楽しい話ではない気がします・・・ぐぬぬ
コメント
後編にて対策ですか……。たまに使ってるから解るんですけど、後編記事は確かにシビアな内容になりそうですね。
私だったら申し訳無くて書くの投げ出すかも。(苦笑)
お気に入りさせてもらいましたのでコメントしました。
ちょうどこの前ヴァラクート型ニックフィットと対戦して、対応に苦慮したのでZENOさんの記事を見て勉強したいと思います。
ミラクルとコンボにどうすれば勝てるのか…
と悩んでいました。
ありがとうございます。
そうなんですよね。すごいシビアで、書きにくくて仕方ないです。
楽しいことが書けなくて、キッツイ内容になりそうで・・・むむむ・・・
>Ogtさん
リンクありがとうございます。
レガシーを楽しむ助けに少しでもなれば幸いです。
イマイチ期待できるほどの対策が書けるかはわかりませんが、頑張ります。
>殻を着た萌豚.シェルダーさん
その2つは鬼門になりますよね。そのことについても後編で書きますが。
その方にとっては、おそらく何とも楽しくない話になってしまうのです・・・
学長は優秀ですが、相手先が困るかなってっていうのが第一印象。(ちなみにリサイクルは初めて知りましたw)白緑神を出してのマナ加速からさらなる大型クリーチャーとかがうまくいけば夢広がりそうです!!!(イオナ、エリシュノーン、カーン!)
ミラクルとコンボにつそうな要素が何一つないのが気がかりですが。。。
《緑の太陽の頂点》(または《出産の殻》)と基本土地が入ってれば
とりあえずそれはNic Fitになるのであとの構成はお好きにどうぞ」
って感じですねw
ところで「Nic Fit」というデッキ名の由来は何なんでしょうか?
まぁ、MtGのデッキ名はこのデッキに限らず、マーベリックとか
「その名前はどこから出てきたんだ?」というのが結構あるので今更なんですが
実際それくらいしかないでしょうね。最近は「白鳥の歌」が人気なようです。
>びりー★さん
ドランカラーは夢がありますよね。ファッティや学長サーチなど、非常に幅広く構築できるのが夢がひろがりますね。そういう新しいカードを利用したデッキも面白そうです。
ただ、おっしゃるとおりで、ミラクルとコンボに対しては非常に悲しい思いをしてしまうのが欠点ですね。
>通りすがりさん
ホントですね。その3種類さえあれば、とりあえずニックフィットと名のれるようですw
柔軟性が非常に大きいため、自分の好きにデッキが組めるのも魅力なのでしょうね。
名前の由来はよくわかりません。一応Nic fitという名前は「ニコチンが欲しくなる」という意味で、アメリカの有名バンドの楽曲から来ているとか。(しもべさんと、低王さんのブログより)
《アカデミーの学長》の誘発対策についてですが、墓地に送られた時点で誘発するのでは?
誘発しないのは《安らかな眠り》のような墓地に行くことが出来ない時ではないでしょうか。
アカデミーの学長のテキストなのですが、「アカデミーの学長が死亡したとき、あなたはアカデミーの学長を追放してもよい。そうした場合、あなたのライブラリーからエンチャント・カードを1枚探し、そのカードを戦場に出す。その後あなたのライブラリーを切り直す。」というものになっています。
つまり、墓地に落ちた時にまず能力が誘発し、その後、能力解決の時に、墓地にあるアカデミーの学長を追放することによってサーチをしてくる事になります。
この時に学長が墓地になければ追放することができず、「そうした場合」という条件を満たせないのでエンチャントを探すことはできない。(MTG WIKI参照)
という感じですね。
正直、やたらわかりにくいテキストですよね。今だったらもっと別の形になっていたのでしょうね。