ということで後編です。
前編はこちら
http://pendrell.diarynote.jp/201311102143556561/
さて、デスアンドタックス相手なのですが、簡単にいくつか注意する点をあげていきます。
①霊気の薬瓶を潰す
デスアンドタックスは、インスタントタイミングで動けなければ、結構もっさりしたデッキです。
また、インスタントタイミングで動くことが、コンボの一つとなっています。
そのため、コレを潰すことが重要です。
ただし、中盤以降の霊気の薬瓶は無視をしてもさほど影響がありません。
その頃にはデスアンドタックス側の手札がほとんどなくなっているはずですしね。
②ルーンの母を除去すること
マーベリックでお馴染みのルーンの母です。当然コレがあると単体除去がはじかれてしまうため、コレを最初に対処しないといけません。
逆に言うと、これさえ潰せれば、除去耐性のない3マナクリーチャー大量の構成(11枚)のため、有利に戦えます。
③相手が3マナたててターンを返してきたときは、「エイヴンの思考検閲者」を構えている
特に序盤だと分かりやすいです。こちらがフェッチを出してターンを返した時などに起こりますね。
デスアンドタックスにおいて、インスタントタイミングで動けるカードは、実質、「剣を鍬に」と「エイヴンの思考検閲者」だけです。そのため、相手が動かなかったという時は、それらを用意していると考えていいと思います。
だからこそ、デスアンドタックスにとって、「霊気の薬瓶」が重要になってくるわけですね。
④相手は除去が得意ではない
4枚の「剣を鍬に」を除いては、除去が重かったり限定的なカードばかりです。
また、火力などもないため、プレインズウォーカーが特に生き残りやすいです。
プレインズウォーカーなどで毎ターンアドを稼いでいけば、「マンガラ」+「カラカス」のコンボなどのシナジーがうまく噛み合わない限り非常に有利に戦うことが出来ます。
カナスレなどのテンポデッキを使用した場合、土地攻めが効きにくい相手のため、「秘密を掘り下げる者」を出してそれを守ってさっさと勝負を決めに行くのが良いです。長引けばアド差を広げられて勝ち目がなくなります。
また、「渋面の溶岩使い」などの継続的な除去能力を持ったクリーチャーを守ることができれば、それだけで勝つことも出来ます。
⑤打点は大したことがないため、焦る必要はない。
クリーチャーデッキですが、Zooなどとは違い、マーベリックに近いです。
「ミラディンの十字軍」という高打点なカードは数枚入っているものの、基本的な打点は高くないため、すぐに試合が終わらされるということは少ないです。
アドをとれるデッキタイプならば、じっくりと戦っても大丈夫です。
簡単にはこんな感じです。
さて、デスアンドタックスに勝ちたいという場合には、いくつかの対策カードを入れるだけで、大幅に有利に戦うことが出来ます。
なんせカウンターされないので、プレイさえ出来れば大きな効果が望めます。
黒
「夜の戦慄」・・・タフネス1のクリーチャーが非常に多い。サンプルデッキだと15枚もいます。
「美徳の喪失」・・・白のクリーチャー全破壊。
「仕組まれた疫病」・・・「人間」指定で効果はばつぐん。
「虐殺」「毒の濁流」など全体除去・・・並べてくるデッキで、低タフネスのカードばかりなため、非常に有効
※これらは、やっかいなクリーチャーであるルーンの母も対処できるため、非常に便利です。
赤
火力全般・・・低タフネスなカードばかりです。
「罰する火」・・・コレだけで完封できたりします。
ただし、デスアンドタックス側もそれはわかっており、サリア+永岩城などで抵抗をしてきます。注意しましょう。
「Anarchy」・・・4マナと重くて打ちにくいです。もちろん、打てれば効果は大きい。
ただし、白色のパーマネントはクリーチャーばかりなため、「美徳の喪失」の劣化みたいになってしまいがち。
「硫黄の精霊」・・・対応されず、低タフネスのクリーチャーをまとめて倒せる。
など、敵対色である赤と黒だけ、代表的なところを挙げましたが、他にも色々あります。
過去に書いた、マーベリック対策や、デッドガイエール対策が大体流用出来ますしね。
http://pendrell.diarynote.jp/201310092312074530/
何にせよ、これらに対して共通するサイドカードになるため、大会に出る際には、なにか用意しておいても損はないと思います。
ちなみに、デスアンドタックスの代表的な「コロンドールのマンガラ」+「カラカス」のコンボですが、搭載していないレシピもあります。
前回のサンプルデッキは、レガシーチャンピオンシップ1位のデッキですが、同大会の3位のデスアンドタックスでは「コロンドールのマンガラ」2枚の代わりに、「レオニンの遺物囲い」2枚を投入しています。他はほぼ同じ構成です。
これは、マンガラがシナジーがなければ本当に弱いカードというのも理由でしょうね。
サイド後に、「夜の戦慄」が辛すぎるというのもあるのかもしれませんし、真の名の宿敵+十手を警戒したのかもしれませんね。
ちなみに、デスアンドタックスに対して、真の名の宿敵+十手はクリティカルです。
今まではルーンの母でブロック後にプロテクションをつけたりといった時間稼ぎも出来たのですが、それも出来ませんしね。低タフネスクリーチャーを多用するため、余計に厳しかったりします。
ともあれ、基本的には「霊気の薬瓶」に頼った構成のため、それを妨害し、あとは的確に除去をしていければ勝機があります。
もしくは、飛行クリーチャーでさっさと殴り切るというのも良いかと思います。
デッキタイプによって、どの戦略が一番よいかを選択していく感じですね。
前編はこちら
http://pendrell.diarynote.jp/201311102143556561/
さて、デスアンドタックス相手なのですが、簡単にいくつか注意する点をあげていきます。
①霊気の薬瓶を潰す
デスアンドタックスは、インスタントタイミングで動けなければ、結構もっさりしたデッキです。
また、インスタントタイミングで動くことが、コンボの一つとなっています。
そのため、コレを潰すことが重要です。
ただし、中盤以降の霊気の薬瓶は無視をしてもさほど影響がありません。
その頃にはデスアンドタックス側の手札がほとんどなくなっているはずですしね。
②ルーンの母を除去すること
マーベリックでお馴染みのルーンの母です。当然コレがあると単体除去がはじかれてしまうため、コレを最初に対処しないといけません。
逆に言うと、これさえ潰せれば、除去耐性のない3マナクリーチャー大量の構成(11枚)のため、有利に戦えます。
③相手が3マナたててターンを返してきたときは、「エイヴンの思考検閲者」を構えている
特に序盤だと分かりやすいです。こちらがフェッチを出してターンを返した時などに起こりますね。
デスアンドタックスにおいて、インスタントタイミングで動けるカードは、実質、「剣を鍬に」と「エイヴンの思考検閲者」だけです。そのため、相手が動かなかったという時は、それらを用意していると考えていいと思います。
だからこそ、デスアンドタックスにとって、「霊気の薬瓶」が重要になってくるわけですね。
④相手は除去が得意ではない
4枚の「剣を鍬に」を除いては、除去が重かったり限定的なカードばかりです。
また、火力などもないため、プレインズウォーカーが特に生き残りやすいです。
プレインズウォーカーなどで毎ターンアドを稼いでいけば、「マンガラ」+「カラカス」のコンボなどのシナジーがうまく噛み合わない限り非常に有利に戦うことが出来ます。
カナスレなどのテンポデッキを使用した場合、土地攻めが効きにくい相手のため、「秘密を掘り下げる者」を出してそれを守ってさっさと勝負を決めに行くのが良いです。長引けばアド差を広げられて勝ち目がなくなります。
また、「渋面の溶岩使い」などの継続的な除去能力を持ったクリーチャーを守ることができれば、それだけで勝つことも出来ます。
⑤打点は大したことがないため、焦る必要はない。
クリーチャーデッキですが、Zooなどとは違い、マーベリックに近いです。
「ミラディンの十字軍」という高打点なカードは数枚入っているものの、基本的な打点は高くないため、すぐに試合が終わらされるということは少ないです。
アドをとれるデッキタイプならば、じっくりと戦っても大丈夫です。
簡単にはこんな感じです。
さて、デスアンドタックスに勝ちたいという場合には、いくつかの対策カードを入れるだけで、大幅に有利に戦うことが出来ます。
なんせカウンターされないので、プレイさえ出来れば大きな効果が望めます。
黒
「夜の戦慄」・・・タフネス1のクリーチャーが非常に多い。サンプルデッキだと15枚もいます。
「美徳の喪失」・・・白のクリーチャー全破壊。
「仕組まれた疫病」・・・「人間」指定で効果はばつぐん。
「虐殺」「毒の濁流」など全体除去・・・並べてくるデッキで、低タフネスのカードばかりなため、非常に有効
※これらは、やっかいなクリーチャーであるルーンの母も対処できるため、非常に便利です。
赤
火力全般・・・低タフネスなカードばかりです。
「罰する火」・・・コレだけで完封できたりします。
ただし、デスアンドタックス側もそれはわかっており、サリア+永岩城などで抵抗をしてきます。注意しましょう。
「Anarchy」・・・4マナと重くて打ちにくいです。もちろん、打てれば効果は大きい。
ただし、白色のパーマネントはクリーチャーばかりなため、「美徳の喪失」の劣化みたいになってしまいがち。
「硫黄の精霊」・・・対応されず、低タフネスのクリーチャーをまとめて倒せる。
など、敵対色である赤と黒だけ、代表的なところを挙げましたが、他にも色々あります。
過去に書いた、マーベリック対策や、デッドガイエール対策が大体流用出来ますしね。
http://pendrell.diarynote.jp/201310092312074530/
何にせよ、これらに対して共通するサイドカードになるため、大会に出る際には、なにか用意しておいても損はないと思います。
ちなみに、デスアンドタックスの代表的な「コロンドールのマンガラ」+「カラカス」のコンボですが、搭載していないレシピもあります。
前回のサンプルデッキは、レガシーチャンピオンシップ1位のデッキですが、同大会の3位のデスアンドタックスでは「コロンドールのマンガラ」2枚の代わりに、「レオニンの遺物囲い」2枚を投入しています。他はほぼ同じ構成です。
これは、マンガラがシナジーがなければ本当に弱いカードというのも理由でしょうね。
サイド後に、「夜の戦慄」が辛すぎるというのもあるのかもしれませんし、真の名の宿敵+十手を警戒したのかもしれませんね。
ちなみに、デスアンドタックスに対して、真の名の宿敵+十手はクリティカルです。
今まではルーンの母でブロック後にプロテクションをつけたりといった時間稼ぎも出来たのですが、それも出来ませんしね。低タフネスクリーチャーを多用するため、余計に厳しかったりします。
ともあれ、基本的には「霊気の薬瓶」に頼った構成のため、それを妨害し、あとは的確に除去をしていければ勝機があります。
もしくは、飛行クリーチャーでさっさと殴り切るというのも良いかと思います。
デッキタイプによって、どの戦略が一番よいかを選択していく感じですね。
コメント
やはりルーンママと薬瓶が癌ですよね。3マナ立てた状態からのエイヴンを視野に入れた動きは参考になります。
そう言って下さると嬉しいです。
正直、今回はわりと無難なことしか書けなかったのが心残りです。
結構まとまったデッキで、なかなかピンポイントな対策を書きにくいんですよね・・・
ともあれ、少しでも参考にしていただけると幸いです。
ありがとうございます。そう言って下さると非常に嬉しいです。
私の記事などではなく、ハチミツボーイさんの腕とデッキが素晴らしかった結果だと思いますが、その助けに少しでもなっていれば幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。