【レガシー】エスパーブレードについて1
2013年9月30日 MTGのテクニック コメント (5) ということで、エスパーブレードについてです。
友人が構築したいと言っていたこともあり、今更ながら解説です。
さて、エスパーと名がつく通り、白黒青のデッキです。
海外では、「Deathblade」だったり、「Esper Deathblade」と呼ばれたりもしています。
「Deathblade」というと、白黒青緑の4色で、「突然の衰微」を入れたバージョンも多いです。
ともあれ、そちらも今後紹介しますが、ここでは、エスパーカラーのデッキを扱います。
まず、サンプル1
creature [15]
4 《闇の腹心/Dark Confidant》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
2 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
1 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
instant [11]
3 《Force of Will》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
sorcery [4]
1 《思案/Ponder》
2 《思考囲い/Thoughtseize》
1 《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
artifact [2]
1 《殴打頭蓋/Batterskull》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
land [23]
2 《不毛の大地/Wasteland》
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2 《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》
2 《湿地の干潟/Marsh Flats》
4 《汚染された三角州/Polluted Delta》
1 《Tropical Island》
4 《Underground Sea》
2 《Tundra》
2 《Scrubland》
planeswalker [5]
3 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
2 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
60 cards
sideboard:
3 《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
1 《概念泥棒/Notion Thief》
1 《解呪/Disenchant》
1 《狼狽の嵐/Flusterstorm》
1 《外科的摘出/Surgical Extraction》
2 《呪文貫き/Spell Pierce》
1 《暗黒破/Darkblast》
1 《Force of Will》
1 《至高の評決/Supreme Verdict》
1 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
2 《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
15 cards
次に、サンプル2
creature [13]
4 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
3 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2 《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》
instant [9]
4 《渦まく知識/Brainstorm》
1 《四肢切断/Dismember》
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
sorcery [7]
2 《Hymn to Tourach》
1 《思案/Ponder》
3 《思考囲い/Thoughtseize》
1 《名誉回復/Vindicate》
artifact [2]
1 《殴打頭蓋/Batterskull》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
land [23]
1 《Bayou》
1 《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》
2 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4 《湿地の干潟/Marsh Flats》
4 《汚染された三角州/Polluted Delta》
2 《Scrubland》
2 《Tundra》
4 《Underground Sea》
2 《不毛の大地/Wasteland》
1 《Karakas》
planeswalker [6]
4 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
2 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
60 cards
sideboard:
2 《悪意の大梟/Baleful Strix》
2 《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
1 《概念泥棒/Notion Thief》
4 《Force of Will》
2 《外科的摘出/Surgical Extraction》
2 《至高の評決/Supreme Verdict》
1 《拘留の宝球/Detention Sphere》
1 《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
2種類の違いとしては、
サンプル1は、メインにカウンターを投入し、死儀礼orハンデスからスタートし、2ターン目の「闇の腹心」「石鍛冶の神秘家」をキーとして勝つデッキです。
サンプル2は、メインのカウンターを0枚にし、2ターン目に「hymn」か「石鍛冶」、もしくは死儀礼によるマナ加速からの「聖トラフトの霊」を狙ったデッキです。
トラフトさえ着地すれば、後は相手のブロッカーを除去して殴るだけで速やかにゲームが終わるため、除去が多めになっています。(瞬唱の魔道士での使い回しを考えています)
どちらが強いとは言えませんが、コンボやコントロールに対しては前者、ビートや中速系などに対しては後者の方が強い傾向にあります。
「Force of Will」は極めて強いカードではありますが、使えばまずアドを失うことになるカードです。そのため、長期戦となり、単純なアド勝負になったときには、WILLの分だけ不利になるからですね。
ちなみに、このデッキカラーでは、「Hymn to Tourach」がやや使われにくくなっています。
本来、極めて強力なカードなのですが、マナコストの問題と構造上の問題が原因です。
白黒青というカラーの性質上、1ターン目にパーマネントを出す動きは少ないです。
もっとも、最近は「死儀礼のシャーマン」の影響で、大きく変化しましたね。現在では1ターン目「死儀礼のシャーマン」は鉄板の動きです。
とはいえ、常に「死儀礼のシャーマン」が手札に来るわけではありません。
現在のテンポ環境では、「死儀礼のシャーマン」が初手になくても1ターン目にはなにか行動を起こしたいです。となると、1マナで相手に影響を与えうるカードとしては、「思考囲い」などの1マナハンデスということになります。
そして、2ターン目に動く候補として、よく採用されるものは「闇の腹心」「石鍛冶」「hymn」の3種類です。
となると、1マナハンデスを最初から複数枚採用している関係上、「hymn」が選ばれにくくなるというわけです。
また、このサンプルでは採用されていませんが、「未練ある魂」もよく使われます。
単純にトークンをばらまけるだけでも強いのですが、石鍛冶による装備品をより有効に使えるというのがより良い相性になっています。
とりあえずここまで。
ともあれ、エスパーブレードはこんな感じのデッキです。
それなりに強くて、コンスタントに結果を出しています。手札破壊、カウンター、優秀な除去とそろっているため、わりと万能タイプだからですね。使うと楽しいので、レガシーに慣れてきたらオススメのタイプではあります。
友人が構築したいと言っていたこともあり、今更ながら解説です。
さて、エスパーと名がつく通り、白黒青のデッキです。
海外では、「Deathblade」だったり、「Esper Deathblade」と呼ばれたりもしています。
「Deathblade」というと、白黒青緑の4色で、「突然の衰微」を入れたバージョンも多いです。
ともあれ、そちらも今後紹介しますが、ここでは、エスパーカラーのデッキを扱います。
まず、サンプル1
creature [15]
4 《闇の腹心/Dark Confidant》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
4 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
2 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
1 《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
instant [11]
3 《Force of Will》
4 《渦まく知識/Brainstorm》
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
sorcery [4]
1 《思案/Ponder》
2 《思考囲い/Thoughtseize》
1 《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
artifact [2]
1 《殴打頭蓋/Batterskull》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
land [23]
2 《不毛の大地/Wasteland》
4 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2 《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》
2 《湿地の干潟/Marsh Flats》
4 《汚染された三角州/Polluted Delta》
1 《Tropical Island》
4 《Underground Sea》
2 《Tundra》
2 《Scrubland》
planeswalker [5]
3 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
2 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
60 cards
sideboard:
3 《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
1 《概念泥棒/Notion Thief》
1 《解呪/Disenchant》
1 《狼狽の嵐/Flusterstorm》
1 《外科的摘出/Surgical Extraction》
2 《呪文貫き/Spell Pierce》
1 《暗黒破/Darkblast》
1 《Force of Will》
1 《至高の評決/Supreme Verdict》
1 《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
2 《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
15 cards
次に、サンプル2
creature [13]
4 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
3 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4 《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
2 《聖トラフトの霊/Geist of Saint Traft》
instant [9]
4 《渦まく知識/Brainstorm》
1 《四肢切断/Dismember》
4 《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
sorcery [7]
2 《Hymn to Tourach》
1 《思案/Ponder》
3 《思考囲い/Thoughtseize》
1 《名誉回復/Vindicate》
artifact [2]
1 《殴打頭蓋/Batterskull》
1 《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
land [23]
1 《Bayou》
1 《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》
2 《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4 《湿地の干潟/Marsh Flats》
4 《汚染された三角州/Polluted Delta》
2 《Scrubland》
2 《Tundra》
4 《Underground Sea》
2 《不毛の大地/Wasteland》
1 《Karakas》
planeswalker [6]
4 《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
2 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
60 cards
sideboard:
2 《悪意の大梟/Baleful Strix》
2 《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
1 《概念泥棒/Notion Thief》
4 《Force of Will》
2 《外科的摘出/Surgical Extraction》
2 《至高の評決/Supreme Verdict》
1 《拘留の宝球/Detention Sphere》
1 《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
2種類の違いとしては、
サンプル1は、メインにカウンターを投入し、死儀礼orハンデスからスタートし、2ターン目の「闇の腹心」「石鍛冶の神秘家」をキーとして勝つデッキです。
サンプル2は、メインのカウンターを0枚にし、2ターン目に「hymn」か「石鍛冶」、もしくは死儀礼によるマナ加速からの「聖トラフトの霊」を狙ったデッキです。
トラフトさえ着地すれば、後は相手のブロッカーを除去して殴るだけで速やかにゲームが終わるため、除去が多めになっています。(瞬唱の魔道士での使い回しを考えています)
どちらが強いとは言えませんが、コンボやコントロールに対しては前者、ビートや中速系などに対しては後者の方が強い傾向にあります。
「Force of Will」は極めて強いカードではありますが、使えばまずアドを失うことになるカードです。そのため、長期戦となり、単純なアド勝負になったときには、WILLの分だけ不利になるからですね。
ちなみに、このデッキカラーでは、「Hymn to Tourach」がやや使われにくくなっています。
本来、極めて強力なカードなのですが、マナコストの問題と構造上の問題が原因です。
白黒青というカラーの性質上、1ターン目にパーマネントを出す動きは少ないです。
もっとも、最近は「死儀礼のシャーマン」の影響で、大きく変化しましたね。現在では1ターン目「死儀礼のシャーマン」は鉄板の動きです。
とはいえ、常に「死儀礼のシャーマン」が手札に来るわけではありません。
現在のテンポ環境では、「死儀礼のシャーマン」が初手になくても1ターン目にはなにか行動を起こしたいです。となると、1マナで相手に影響を与えうるカードとしては、「思考囲い」などの1マナハンデスということになります。
そして、2ターン目に動く候補として、よく採用されるものは「闇の腹心」「石鍛冶」「hymn」の3種類です。
となると、1マナハンデスを最初から複数枚採用している関係上、「hymn」が選ばれにくくなるというわけです。
また、このサンプルでは採用されていませんが、「未練ある魂」もよく使われます。
単純にトークンをばらまけるだけでも強いのですが、石鍛冶による装備品をより有効に使えるというのがより良い相性になっています。
とりあえずここまで。
ともあれ、エスパーブレードはこんな感じのデッキです。
それなりに強くて、コンスタントに結果を出しています。手札破壊、カウンター、優秀な除去とそろっているため、わりと万能タイプだからですね。使うと楽しいので、レガシーに慣れてきたらオススメのタイプではあります。
コメント
2の方のノンカウンターのレシピにボブが入ってて
1の方に瞬唱多めに取ってるイメージでした。
なるほど。おっしゃるとおりで、実際そのタイプもありますね。もしかしたら、そちらのイメージのほうがメジャーなのかもしれませんね。
同じエスパー同士でも、結構幅があって、各人ごとに差がある感じですね。
同じようなカードを採用していても、ちょっとした差異で大きな変化があるのが面白いですね。
そうですね。コントロールタイプのヤツですね。
実際、少し前まではそれもかなり多かったですね。
また、青白石鍛冶みたいなタイプだと、それに近い構成もかなりよく見た覚えがあります。
新セットの影響などでだんだん減ってきたのも感慨深いものがありますね。