ということで続きです。
さて、前回カナスレと似たタイプという話を書きました。
ぶっちゃけ、以前書いたカナスレ対策が大体あてはまります。
そちらを意識してくださると、助かります。
では、いくつか気をつけるべきところを挙げます。
①マナを確保すること。とにかくこれが一番重要です。
逆に言えば、これさえしっかりできれば、勝算はかなりあがります。
パトリオットは、カナスレと同じように、土地を攻めてくるデッキです。
序盤は極めて強いですが、逆にカードアドバンテージを取れるカードは、瞬唱の魔道士3枚のみです。序盤をなんとかしのげれば、あとは長引けば長引くほど有利になります。
そのために、まずはマナを確保しましょう。単純な一対一交換さえできれば、十分勝算があります。
具体的にマナを確保する手段としては、
http://pendrell.diarynote.jp/201303282332194336/ 参照ですが、
1 なるべく基本地形を出し、多くのマナを出せるようにすること
2 フェッチの起動タイミングと、1.2ターン目のランドセットに気をつけよう
この2点をとにかく注意しましょう。
② 呪文を使う順番に気をつけよう。
そして、打ち消されるかもしれないと思っても、気にせず呪文を唱えた方が良い場合も 多い。
相手は、多数の打ち消し呪文を用意しています。
基本的には「呪文貫き」「目くらまし」「Force of Will」の3種類ですね。
「目くらまし」なら、全ての呪文に1マナ追加で必要
「呪文貫き」なら、クリーチャー以外の呪文に2マナ追加で必要
というわけです。
このマナの差を意識してプレイすると、呪文が通りやすくなります。
当たり前の話ではありますが、
例1 こちらが3マナあり、手札に2マナクリーチャーと2マナエンチャントが合る場合
当然2マナクリーチャーをプレイすれば、WILLするか、目くらましを2枚使うかしかないため、通りやすいわけです。
例2 こちらが3マナあり、手札に1マナクリーチャーと、1マナエンチャントがある場合
先にクリーチャーではない呪文を使い、その後クリーチャーをプレイするべきです。
※実際にコレを逆の手順でプレイしてしまい、呪文貫きで打ち消された試合を見たことがあります。
また、「目くらまし」についてですが、使わせたほうが良い場合も多いです。
というのも、パトリオットは構造的に3マナに到達を考えるデッキのため、目くらましを打つだけで1ターン3マナ域への到達が遅れます。
これは、カナスレにとってはさほど問題はないものの、パトリオットにとってはわりと影響があったりします。(実質2マナ以下のクリーチャーが秘密を掘り下げる者+渋面の溶岩使いしか居ないため、打点がやや低いため)
また、打ち消されるかもしれないと思って、呪文を使わないのは、それだけでテンポを取られています。たとえ打ち消されたとしても、相手もアクションをしたり、マナを消費している事も多いわけですので、アグレッシブの動いたほうがいいことが多いです。
相手の打ち消しに怯えて動かないのは、テンポをますます失っており、後手に回るだけになってしまいます。非常に悪い動きです。
「負けを待って無駄死に」という、ミヤモト・マサシの兵法に記された筆頭悪手そのものの結末が待つばかりです。
③ 聖トラフトへの対処法を用意すること
さて、前回、カナスレとパトリオットの違いとして、「聖トラフトの霊」の存在を挙げました。
パトリオットの打点はさほど大したことがないため、聖トラフトを意識した戦い方をする必要があります。
逆に言えば、聖トラフトを完全に対処できれば、後は秘密を掘り下げる者と渋面の溶岩使いしかいないため、かなり楽になります。
カナスレ相手の、「敏捷なマングース」対策がわりとあてはまります。
ただし、「仕組まれた爆薬」はやや効きにくいですし、定番の非業の死は効きません。
基本的には生贄系除去が効果的です。(悪魔の布告・ヴェールのリリアナ・無垢の血)
また、最近白系のデッキをよく見ることも多いため、「美徳の喪失」をサイドにとってあれば、それも使うことが出来ます。もっとも、聖トラフトにしか効かないのがネックですが・・・
逆にカナスレであれば、《乱暴/Rough》 / 《転落/Tumble》で対処することが出来ます。
一度でも聖トラフトにアタックされてしまうと、かなりのダメージを受けますし、天使トークンがもみ消しで戦場に残ることもありえるので、アタックされない内に対処するのが一番ですね。
④ サイドボードを用意する。
パトリオット・・・そしてカナスレは、大会で遭遇する可能性が十分あります。
そのため、この2種類に対応できるカードは何枚か用意しておいたほうが無難です。
というか、カナスレことRUG Delverは、非常に強く、大会でたくさん結果を出しております。
絶対数の問題もありますが、パトリオットよりも遥かに結果を出しているため、こちらについても警戒をしたほうが良いですね。
サイドボードについてなどは、こちらを参考にして下さい。
http://pendrell.diarynote.jp/201303302241129311/ カナスレ対策後半の文章です
今回の内容は、カナスレ対策とかぶりまくっていたため、ちょっとアレでしたね。
いったんここまで。眠くなったのでいったん終了。
多分明日以降に追加します。
とにかく戦う際は、マナの確保が重要です。
あとはトラフト対策をしながら、消耗戦を挑めば、勝機があります。
ほんの少しでも、より良いレガシーライフの手助けになれば幸いです。
さて、前回カナスレと似たタイプという話を書きました。
ぶっちゃけ、以前書いたカナスレ対策が大体あてはまります。
そちらを意識してくださると、助かります。
では、いくつか気をつけるべきところを挙げます。
①マナを確保すること。とにかくこれが一番重要です。
逆に言えば、これさえしっかりできれば、勝算はかなりあがります。
パトリオットは、カナスレと同じように、土地を攻めてくるデッキです。
序盤は極めて強いですが、逆にカードアドバンテージを取れるカードは、瞬唱の魔道士3枚のみです。序盤をなんとかしのげれば、あとは長引けば長引くほど有利になります。
そのために、まずはマナを確保しましょう。単純な一対一交換さえできれば、十分勝算があります。
具体的にマナを確保する手段としては、
http://pendrell.diarynote.jp/201303282332194336/ 参照ですが、
1 なるべく基本地形を出し、多くのマナを出せるようにすること
2 フェッチの起動タイミングと、1.2ターン目のランドセットに気をつけよう
この2点をとにかく注意しましょう。
② 呪文を使う順番に気をつけよう。
そして、打ち消されるかもしれないと思っても、気にせず呪文を唱えた方が良い場合も 多い。
相手は、多数の打ち消し呪文を用意しています。
基本的には「呪文貫き」「目くらまし」「Force of Will」の3種類ですね。
「目くらまし」なら、全ての呪文に1マナ追加で必要
「呪文貫き」なら、クリーチャー以外の呪文に2マナ追加で必要
というわけです。
このマナの差を意識してプレイすると、呪文が通りやすくなります。
当たり前の話ではありますが、
例1 こちらが3マナあり、手札に2マナクリーチャーと2マナエンチャントが合る場合
当然2マナクリーチャーをプレイすれば、WILLするか、目くらましを2枚使うかしかないため、通りやすいわけです。
例2 こちらが3マナあり、手札に1マナクリーチャーと、1マナエンチャントがある場合
先にクリーチャーではない呪文を使い、その後クリーチャーをプレイするべきです。
※実際にコレを逆の手順でプレイしてしまい、呪文貫きで打ち消された試合を見たことがあります。
また、「目くらまし」についてですが、使わせたほうが良い場合も多いです。
というのも、パトリオットは構造的に3マナに到達を考えるデッキのため、目くらましを打つだけで1ターン3マナ域への到達が遅れます。
これは、カナスレにとってはさほど問題はないものの、パトリオットにとってはわりと影響があったりします。(実質2マナ以下のクリーチャーが秘密を掘り下げる者+渋面の溶岩使いしか居ないため、打点がやや低いため)
また、打ち消されるかもしれないと思って、呪文を使わないのは、それだけでテンポを取られています。たとえ打ち消されたとしても、相手もアクションをしたり、マナを消費している事も多いわけですので、アグレッシブの動いたほうがいいことが多いです。
相手の打ち消しに怯えて動かないのは、テンポをますます失っており、後手に回るだけになってしまいます。非常に悪い動きです。
「負けを待って無駄死に」という、ミヤモト・マサシの兵法に記された筆頭悪手そのものの結末が待つばかりです。
③ 聖トラフトへの対処法を用意すること
さて、前回、カナスレとパトリオットの違いとして、「聖トラフトの霊」の存在を挙げました。
パトリオットの打点はさほど大したことがないため、聖トラフトを意識した戦い方をする必要があります。
逆に言えば、聖トラフトを完全に対処できれば、後は秘密を掘り下げる者と渋面の溶岩使いしかいないため、かなり楽になります。
カナスレ相手の、「敏捷なマングース」対策がわりとあてはまります。
ただし、「仕組まれた爆薬」はやや効きにくいですし、定番の非業の死は効きません。
基本的には生贄系除去が効果的です。(悪魔の布告・ヴェールのリリアナ・無垢の血)
また、最近白系のデッキをよく見ることも多いため、「美徳の喪失」をサイドにとってあれば、それも使うことが出来ます。もっとも、聖トラフトにしか効かないのがネックですが・・・
逆にカナスレであれば、《乱暴/Rough》 / 《転落/Tumble》で対処することが出来ます。
一度でも聖トラフトにアタックされてしまうと、かなりのダメージを受けますし、天使トークンがもみ消しで戦場に残ることもありえるので、アタックされない内に対処するのが一番ですね。
④ サイドボードを用意する。
パトリオット・・・そしてカナスレは、大会で遭遇する可能性が十分あります。
そのため、この2種類に対応できるカードは何枚か用意しておいたほうが無難です。
というか、カナスレことRUG Delverは、非常に強く、大会でたくさん結果を出しております。
絶対数の問題もありますが、パトリオットよりも遥かに結果を出しているため、こちらについても警戒をしたほうが良いですね。
サイドボードについてなどは、こちらを参考にして下さい。
http://pendrell.diarynote.jp/201303302241129311/ カナスレ対策後半の文章です
今回の内容は、カナスレ対策とかぶりまくっていたため、ちょっとアレでしたね。
いったんここまで。眠くなったのでいったん終了。
多分明日以降に追加します。
とにかく戦う際は、マナの確保が重要です。
あとはトラフト対策をしながら、消耗戦を挑めば、勝機があります。
ほんの少しでも、より良いレガシーライフの手助けになれば幸いです。
コメント
最近テンポバントを作りましたが、やってる事はパトリオットと変わらないです。
そろそろチメリカの記事を書いて頂きたいですねぇ。ww
ありがとうございます。
未熟な戦い方かもしれませんが、少しでも参考になれば何よりです。
>キツネさん
お久しぶりです。テンポバントですかー、レガシーでテンポを重要視すると、どうしても似通った戦い方になるのですかね。
チメリカ!そういえば昔書こうと思ったまま、放置していた気がします。
筆不精でなかなか書けずに申し訳なかったですが、なるべく早めに書こうと思いますb
自分は石鍛冶入れて瞬唱外したりしていたり。
確かにデイズ撃ってしまうと、トラフトが遅れてしまうんですよね…割と辛いような
ありがとうございます。
石鍛冶採用によって、テンポよりもアド重視っていうのも面白そうですね。
色々なデッキ構築が考えていけるのが、レガシーの構築の楽しさですねb