【レガシー】初心者向けの、対マーフォークとの戦い方 および注意点(前編)
【レガシー】初心者向けの、対マーフォークとの戦い方 および注意点(前編)
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 レガシー初心者向けのデッキ解説まとめ
 http://pendrell.diarynote.jp/201306212222208796/

 例のごとく、前編が解説+紹介、後編がサイド+対策になります。



 ということで、レガシーの代表的なデッキである、マーフォークについてです。

 代表的なデッキであることに加えて、M14で強力なマーフォークが追加されましたしね。
 現在のレガシー環境上に、「死儀礼のシャーマン」「タルモゴイフ」を採用しているデッキが多いこともあり、活躍する場面が想像されます。


 では、まずサンプルレシピです。

 今年の5月に708人参加の大規模大会で、8位だったレシピです。

creature [28]

4 《アトランティスの王/Lord of Atlantis》
4 《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander》
4 《メロウの騎兵/Merrow Reejerey》
4 《呪い捕らえ/Cursecatcher》
4 《銀エラの達人/Silvergill Adept》
4 《幻影の像/Phantasmal Image》
4 《真珠三叉矛の達人/Master of the Pearl Trident》

instant [7]

4 《目くらまし/Daze》
3 《Force of Will》

artifact [4]

4 Ather vial

land [21]

13 《島/Island》
4 《不毛の大地/Wasteland》
4 《変わり谷/Mutavault》

60 cards


sideboard:

2 《誘惑蒔き/Sower of Temptation》
1 《Force of Will》
2 《四肢切断/Dismember》
3 《被覆/Envelop》
3 《水大工の意思/Aquitect’s Will》
3 《不忠の糸/Threads of Disloyalty》
1 《市長の塔/Tower of the Magistrate》


 純粋なマーフォークですね。

 これが、いわゆる、スタンダードなタイプのマーフォークだと思います。

 除去なしで、カウンターとお魚を並べてなんとかするタイプのデッキです。

 以前は、「行き詰まり」が投入されているパターンも多かったのですが、最近は減っています。「死儀礼」などの低マナ域からガンガン動いてくるカードもありますし、薬瓶を初動で置けなかった場合、「行き詰まり」を置いている暇がないという状況が多いからでしょうね。、

 ちなみに、最近は「呪い捕らえ」の代わりに、「死儀礼のシャーマン」を採用しているレシピも出てきたようです。純粋に1マナ最強ランクのクリーチャーですしね。



 基本的なパターンとしては、「霊気の薬瓶」を設置し、マーフォークを次々に並べます。
 レガシーではスタンダードと違って全体除去が少ないため、たくさん並べることがしやすいです。入っているクリーチャーはロードがほとんどのため、並べれば並べるほど強化されていきます。
 あとは致命的なスペルを打ち消しながら、ひたすら殴るだけです。

 一般的なデッキと違い、除去が入っていません。
 本来ならばさすが打点で負けてしまうわけですが、ロード軍団の打点は意外に高く、ロードを3枚並べるだけでも4/4のクリーチャー3体となり、一瞬で相手を沈めることが出来ます。
 また、レガシー環境では青入りのデッキがとても多く、「アトランティスの王」「真珠三叉矛の達人」による島渡りが非常に強力です。


 このデッキでは入っていませんが、「行き詰まり」を投入しているデッキも多いです。

 1ターン目 「霊気の薬瓶」
 2ターン目 「行き詰まり」

 というのが、レガシーで昔から言われるマーフォークの勝ちパターンですね。
 実際のところ、現在ではコレで勝ち確定とは言えないのですが、やはり強力なのは間違いないです。

 
 サンプルでは青単なのですが、最近はコレでは勝てないということで、色を足すレシピも存在します。
 白を入れて「剣を鍬に」を除去として使ったり、などですね。
 (もともと「四肢切断」を除去として使うタイプは結構あります。)


 あと、昔は、マーフォークにメインから「もみ消し」を入れる構成もよく見かけました。
 多少なりとも気をつけておいて損はないと思います。

 ただ、現状、実際にもみ消しを入れたマーフォークはあまりないです。
 過去半年以上の大会結果を調べ、約40ほどのマーフォークデッキが結果を出していましたが、メインに「もみ消し」を入れたマーフォークは一つもありませんでした。
 ドロースペルなどがない以上、引いたカードだけで勝負をしないといけないため、腐る可能性があったり、構えるのが難しかったりするカードはメインからの採用が難しいようです。
 特に、今の環境は死儀礼もいますしね。


 と、大雑把にはこんなところでしょうね。
 マーフォークは、レガシー環境でも非常に有名なデッキタイプで、レガシーといえばマーフォークと連想する人も多いようです。

 ただ、大会で結果を出しているかというと、実は最近はイマイチです。
 ちょこちょこ上位に入賞してくる程度ですね。

 ただ、「死儀礼」を投入したり、M14で相手の「死儀礼」「タルモゴイフ」「渋面の溶岩使い」などに対応出来る、「潮縛りの魔道士」が追加されることによって、かなりのパワーアップが見込まれます。
 このデッキも伸びしろがあるのかもしれませんね。


 とはいえ、やはり現在では色々と対策方法や欠点などが指摘されています。
 それらについては次回で。

コメント

スカルクランプ
2013年7月12日23:10

今レガシーでマーフォーク組もうとしてるので参考になります。
せっかくなのでリンク張らせて頂きましたので報告まで。

カードゲームおじさん
2013年7月13日2:13

行き詰まり入ってないタイプの魚にはもみ消しが入っている場合が多いので
それも書いたほうがいいと思いますー

MYST
2013年7月13日5:51

ちょっと前に復帰してレガシー参戦を目論んでいる者です(゚Д゚)
他の解説も含め、非常にわかりやすくて読みやすかったです

そしてリンクさせていただきました。よろしくお願いします

ZENO(ゼノ@ 5色の人)
2013年7月13日22:16

>スカルクランプさん
リンクありがとうございます。確かにマーフォークはこれから期待できそうな感じですもんねb
少しでも参考になれば幸いです。

>ライス信者さん
ご指摘ありがとうございます。正直、もみ消しについては悩むところですね。
でも、確かに昔の魚にはよくつまれていたので、解説を追加しておくことにします。

>MYSTさん
リンクありがとうございます。
レガシーは楽しい環境だと思いますので、お互いまったり楽しんでいきましょうb
そう言って下さると嬉しいです。これからも頑張りますb

ひまりま
2013年7月13日23:57

本日パーフェクトコンディションで2戦目に対戦したものです。
かなりしっかりした記事書かれてるんですね。結構ブランクあるんで参考にさせてもらいます。
また対戦するときはよろしくお願いします。
リンクもさせていただきました。そちらもよろしくお願いします。

Lieselotte
2013年7月14日0:15

本日は大会のご参加とフリープレイありがとうございますw

私も結構ブランクあるので参考になりますw
リンクありがとうございました私もリンクさせていただきますw
またのご来店をおまちしておりますーw

sisisi
2013年7月14日16:04

はじめまして。生息条件(島)さんの企画から来ました。東方MTG両方好き勢です。
リンクさせていただきました。よろしくお願いします。

ZENO(ゼノ@ 5色の人)
2013年7月14日18:36

>ひまりまさん
その節はありがとうございました。
またよろしくお願いします。
今後もパーフェクトコンディションには行くつもりですので、また是非よろしくですb

>Lieselotteさん
こちらこそありがとうございました。
非常に良い雰囲気なお店と大会で、とても興味をひかれました。
またぜひ参加させて頂きますので、よろしくお願いいたします。

>sisisiさん
はじめまして。リンクありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いいたします。
東方MTG面白いですよね。またいずれやりたいところですb

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