【レガシー】初心者向けの、対ヘックスメイジ・デプス(Hexmage Depths)との戦い方 および注意点(前編)
【レガシー】初心者向けの、対ヘックスメイジ・デプス(Hexmage Depths)との戦い方 および注意点(前編)
【レガシー】初心者向けの、対ヘックスメイジ・デプス(Hexmage Depths)との戦い方 および注意点(前編)
 ということで、今日はヘックスメイジ・デプスについてです。

 前編が、紹介、解説。
 後編が、弱点、対策となります。

 最近、レジェンドルールの改正の事もあって、話題になっているコンボですしね。

 このコンボ自体は、エクステンデッド環境で、一世を風靡したコンボですし、今でも一定数の愛好者のいるコンボです。

 なんせ、厨二病あふれるかっこ良さがありますからね。

 ぶっちゃけクトゥルー的なイメージがありますしね。

  
 氷海の奥底に封印された邪神を、膨大な魔力(30マナ!)で解き放ち、神の一撃で勝負をつける(20/20 飛行 破壊されない)。 

 というと、すごいですよね。スゴイぞー!カッコいいぞー!ってヤツです。

 ちなみに、マリット・レイジは女神様です。ニャル子さん的なイメージでも良いのかもしれませんね。


 さてコンボなのですが、
 「暗黒の深部」と「吸血鬼の呪詛術士」の2枚をそろえるだけです。

 吸血鬼の呪詛術士の能力で暗黒の深部からカウンターを全て取り除くと、暗黒の深部を生贄に捧げることによって、マリット・レイジトークンが出てくるというわけです。

 また、ルール改正からは、「演劇の舞台」でも可能になりますね。コレが話題になっているわけです。


 コンボの必要枚数が非常に少ないため、他のデッキにタッチとして採用される事が出来ます。
 そのため、かなり自由な構成が可能です。


 ただし、実際に当時、エクステンデッド環境で結果を出したのは、エスパータイプです。

 当時は、弱者の剣+飛行機械の鋳造所のコンボを搭載したデッキにつまれ、「エクステンデッド」環境で、猛威をふるいました。

 ただし、モダンでは暗黒の深部が最初から禁止カードだったため、エクテンが下火になってからは見かける機会が少なくなったコンボです。  
 弱者の剣と飛行機会の鋳造所のコンボ自体、レガシーではあまり効果的とは言えませんしね。


 さて、レガシーでは、幾つものパターンがありますが、
最近だと、ザ・ロック(白黒緑)に使われて結果を出しています。

 今年の4月に、129人参加の大会で2位になったレシピです。

23 lands
4 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
4 《不毛の大地/Wasteland》
3 《暗黒の深部/Dark Depths》
2 《沼/Swamp》
2 《汚染された三角州/Polluted Delta》
2 《Bayou》
2 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1 《森/Forest》
1 《湿地の干潟/Marsh Flats》
1 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1 《霧深い雨林/Misty Rainforest》

15 creatures
4 《闇の腹心/Dark Confidant》
4 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4 《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3 《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage》

18 instants and sorceries
4 《思考囲い/Thoughtseize》
3 《輪作/Crop Rotation》
3 《突然の衰微/Abrupt Decay》
3 《生ける願い/Living Wish》
2 《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek》
2 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
1 《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》

4 other spells
2 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
2 《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》

sideboard
1 《暗黒の深部/Dark Depths》
1 《突然の衰微/Abrupt Decay》
1 《吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage》
1 《叫び大口/Shriekmaw》
1 《強迫/Duress》
2 《根絶/Extirpate》
1 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
1 《ヴォルラスの要塞/Volrath’s Stronghold》
1 《Karakas》
1 《墓忍び/Tombstalker》
2 《真髄の針/Pithing Needle》
2 《窒息/Choke》

 
 1ターン目、ヨーグモスの墳墓、アーボーグセットから、思考囲い。
 2ターン目、暗黒の深部セット、吸血鬼の呪詛術士プレイで、マリットレイジ降臨というのが黄金パターンになります。
 この動きが出来れば、高い勝率を望めるのですが、なかなかそう上手くはそろいません。
 そのため、普通に殴り勝つことができる構成になっており、コンボに頼ってはいません。

 このデッキ自体はものすごいよく練りこまれており、かなり強いです。

 ただし、レガシーでこのコンボが流行しない理由は簡単なもので、弱点、欠点が多いからです。
 その辺りを含めて後編に続きます。

コメント

いろはす
2013年5月28日8:58

友人はこれをエスパーにして
納墓からリアニしてくるからもっと酷い…

ZENO(ゼノ@ 5色の人)
2013年5月29日6:30

>黒色水蓮さん
黒色さえあれば、色々なデッキに組み込めるのが柔軟性がありますね。

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索