【レガシー】初心者向けの、対赤バーンとの戦い方 および注意点(後編)
【レガシー】初心者向けの、対赤バーンとの戦い方 および注意点(後編)
【レガシー】初心者向けの、対赤バーンとの戦い方 および注意点(後編)
 さて、サイド後についてです

 赤バーンのサイドボードは、

《赤霊破/Red Elemental Blast》
《粉々/Smash to Smithereens》

について、ほぼ固定です。どちらも4枚つまれている事が多いです。

 他の7枚については、墓地対策やコンボ対策に割かれています。
 墓地対策として、「フェアリーの忌み者」「外科的摘出」
 コンボ対策として、「精神壊しの罠」「絶望の天使」「紅蓮光電の柱」

などなど色々あります。


 さて、それらをサイド後に使われるのですが・・・こちらのサイドボードについてちょっとだけ問題があります。
 それは、多くの場合、赤バーン用のサイドボードがないことです。

 もちろん、赤バーンに有効なカード自体は存在します。それも大量に。
 
 例えば、
 「暖気」・・・これを貼るだけで、火力の効果が激減するため、非常に効果的です。そして、日本語版だともっと効果的に見えます。見えるだけですけど。

 「赤の防御円」・・・昔からおなじみのカードですね。マナを伸ばすデッキ以外では使えますが、マナを絞ったデッキの多いレガシーだと使いづらいです。

 まあ、他にも「コーの火歩き」や「変換」、「寒気」、ライフゲインカード色々・・・
 などなど、非常に沢山あります。

 が、赤バーンは優勝してくる確率も低く、絶対数が多くなく、特殊なタイプなデッキなため、大会に行くと1人はいるレベルの数が存在するものの、専用の対策をすることはまず無いとも思います。
 また、それ専用に何枚もカードを割くのはもったいないです。
 というか、専用サイドは作るべきでは無いと思います。


 そのため、サイド後に、投入するカードがない、という事がよくあるわけです。

 
 つまり、サイド後の勝率をあげるためには、赤単がサイドインするカードを理解しておき、それに対して柔軟に動くことが求められるわけです。


 具体的に気をつけることとして、まず、「粉々」と「硫黄の渦」への対処です。

 石鍛冶など、装備品を使っている場合は、「殴打頭蓋」を着地させて殴れるかどうか、という勝負になります。
 そのため、相手がその2枚を使って来た時に、それを打ち消せるかどうか、などが重要になります。
 可能であるならば、打ち消し呪文はその2枚に絞って対応しましょう。


 他にもハンデスで落とすなども有効ですね。
 

 とはいえ、それらはメインからある程度勝てる構成になっていなければ厳しいです。

 もし、赤バーン相手に勝率をあげたいというのなら、専用サイドではなく、ジャンドやZooに対しても効果的なカードを入れるのが良いですね。

 具体的には、「台所の嫌がらせ屋」「強情なベイロス」「神聖な力戦」などなど

 要するに、赤単だけの対策はもったいないため、どうしても対策をしたいのならば、幅広い対策となるカードを使ったほうがいいということですね。

 具体的にいくつかカードをあげます。


「台所の嫌がらせ屋」・・・対Zoo ライフゲインとブロッカー。3マナ3点の打点もある。

「強情なベイロス」・・・対ジャンド ハンデスに強く、環境的に除去られにくい。

「神聖な力戦」・・・対ハンデス他 出すことさえ出来れば便利。特に赤バーンにはコレを除去する手段がほぼないため、非常に有効。

「崇拝」・・・(マーベリックや呪禁バントで使用可能)対ビート全般。壊されなければ負けない。ただし、バーン以外相手だと、壊される危険性があるため、実際に使ってみると怖い。

「鋼の風のスフィンクス」・・・(リアニメイト、ドレッジ用) 対ジャンド、ビート系 マナコストは重いが、出せば勝ち系カード。でも、グリセルブランドで良い時が多い。

「浄火の大天使」・・・(リアニメイト、自然の秩序入りデッキ用) 対ビート やはりマナコストは重いが、出せば勝ち系カード。主に自然の秩序から出てくる。

「漁る軟泥」・・・対墓地利用デッキ ライフゲインと強化が強い。

追加
 「エメリアの盾、イオナ」・・・(リアニメイト、ドレッジ用) 一色を防ぐことで、赤バーン相手のスペルをほとんど防ぐことが出来る。


 大雑把にあげるとこんな感じですね。
 他にもいくらでもあると思います。 
 とにかく、汎用性があり、柔軟なカードがあると便利ですね。

 ※ただし、崇拝や力戦など、白のパーマネントで対策をする場合には、「Anarchy」には注意。めったに採用されませんが、使われると死にます。


コメント

チコ@生徒会長
2013年5月1日20:43

横やりになりますが。
リアニメイトの鋼の風のスフィンクスや浄火の大天使は残念ながらバーン対策には向いていません。更にごく普通のビートでもコンバットの打点は8点をゆうに超えるので浄火の大天使はほぼ採用されないです。鋼の風のスフィンクスを出した場合はこちらの残ライフにもよりますが体感で5割がたは回復量を上回って本体を焼かれて終了しています。リアニメイトは1体のクリーチャーで盤面を見なくてはいけないので普通のデッキと同じようにコツコツとライフ回復しながらビートに持ち込むというプレイングは出来ません。
こちらから見るとバーンはストームを貯めないストームとして対処するのでエメリアの盾、イオナを出して完封が一番安定します。

ZENO(ゼノ@ 5色の人)
2013年5月1日23:03

>チコ@生徒会長さん
コメントありがとうございます。
イオナを書いていませんでしたね。ご指摘ありがとうございます。追記しておきました。
確かに限りなく優れた対処法だと思います。
やはり、実際にリアニメイトを使ってらっしゃる方からのご意見は参考になりますね。ありがとうございます。

あと、よく考えると、今のリアニメイトだとメインからグリセルブランドを3~4枚つむことがほとんどなため、ライフゲインをしたいのならば、最初からそれをリアニメイトすればいいとも言えますね。
ほとんどのデッキに対して、鋼の風のスフィンクスより強いと思います。

浄火の大天使についても、おっしゃるとおり、リアニメイトではそれほど強くないですね。
ただ、自然の秩序でのサーチについては、一般的に考えられる以上に強いので面白いですよ。

・・・まあ、NO系デッキで、浄火の大天使を使って勝ったことが何度もあるため、ひいき目に見すぎているかもしれませんけどね。

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