さて、コメントで2回も要望が出ていた、The Spyとの戦い方です。
このデッキは、最近生まれたデッキで、一部ではかなり話題になったようです。
まずレシピを。
creatures [28]
1 《栄光の目覚めの天使/Angel of Glory’s Rise》
1 《巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrolls》
1 《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》
1 《野生の朗詠者/Wild Cantor》
4 《欄干のスパイ/Balustrade Spy》
4 《Elvish Spirit Guide》
4 《ナルコメーバ/Narcomoeba》
4 《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
4 《通りの悪霊/Street Wraith》
4 《地底街の密告人/Undercity Informer》
instants [17]
1 《魔力変/Manamorphose》
4 《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
4 《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4 《否定の契約/Pact of Negation》
4 《召喚士の契約/Summoner’s Pact》
sorceries [7]
1 《戦慄の復活/Dread Return》
2 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
4 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
artifacts [8]
4 《金属モックス/Chrome Mox》
4 《水蓮の花びら/Lotus Petal》
サイドボード
4 《ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher》
4 《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
3 《炎の儀式/Rite of Flame》
4 《大霊堂の戦利品/Spoils of the Vault》
このデッキの基本パターンは、
「Elvish Spirit Guide」「猿人の指導霊」「陰謀団の儀式」「暗黒の儀式」「金属モックス」「水蓮の花びら」によってマナを出します。
この際、黒を含んだ4マナを発生させる必要があります。
そして、「欄干のスパイ」か「地底街の密告人」を出します。
対象は自分を選び、デッキに土地が入っていないため、ライブラリー全てが墓地に置かれます。
そして、ドレッジと同じように、「ナルコメーバ」を戦場に戻して、「戦慄の復活」をフラッシュバック、このレシピでは、「栄光の目覚めの天使」を戦場に戻し、「巻物の君、あざみ」と「研究室の偏執狂」を墓地から戦場に出します。
あとは、「あざみ」の能力でカードを引こうとすると、「偏執狂」の能力でゲームに勝つことが出来ます。
最後の釣るクリーチャーに関しては、「擬態の原形質」を戦場に戻し、「絶滅の王」「トリスケリオン」を追放し、大量の+1/+1カウンターを利用して、トリスケリオンの能力で相手に大ダメージを与えて勝つパターンもあります。
ネットでの触れ込みによると、1キル率30%とか書いてあるものもありますね。
ただし、現実的には確率ははるかに下がります。
また、相手の妨害を考えると、さらに下がります。
正直、あんまり結果を出していないデッキです。
弱点は多く、ハンデス、墓地対策、ストーム対策、Force of Will、全てが有効です。
また、良くベルチャーの亜種。特に、メインに「ライオンの瞳のダイアモンド」を使わないため、『安いベルチャー』と呼ばれることもあります。
しかし、実際のところ、サイドは、
4《ゴブリンの放火砲》
4《大霊堂の戦利品》
4《ライオンの瞳のダイアモンド》
を入れるパターンが多く、逆にコレを入れていないレシピで結果を出すことは極めて難しいです。
ぶっちゃけ、サイド後はちょっと弱いベルチャーになります。
メインとサイド後の違い、珍しさによって、わからん殺しを発生させるパターンが多いです。
とりあえず、メインパターンについての注意点をいくつか
1 基本的に相手は1ターン目、遅くとも3ターン目までにはコンボを開始してくる。
キルターンは極めて早いです。ベルチャーと違って、とりあえずゴブリンの放火砲をおいておくという事は出来ないため、コンボスタートすれば、勝つにせよ負けるにせよ、確実に勝負が決まります。
2 相手は戦慄の復活によるリアニメイトに依存している
仮に、1戦目、先手で死儀礼のシャーマンをプレイし、ターンが帰って来た場合には、勝ち確定です。
その場合、相手は戦場に何もプレイしていないため、スパイだと判断しやすいです。死儀礼のシャーマンで墓地からクリーチャーかスペルを取り除ける状態を維持しましょう。
サイド後は、墓地対策も有効です。
「外科的摘出」がもっとも無難ですが、本気で対策をしたい場合には、「フェアリーの忌み者」がより安心です。
「否定の契約」でカウンター出来ないため、相手のコンボは封じる事が出来ます。
デッキに戦慄の復活は1枚しか入っていないため、ナルコメーバが戦場に戻る能力を誘発した段階で取り除いてもいいですし(死儀礼のシャーマンで黒マナしかない場合)、戦慄の復活でクリーチャーを対象に取った段階でそのクリーチャーを取り除いても良いです(死儀礼のシャーマンで緑マナしかない場合)。
3 サイド後はベルチャーになる場合が多い
ベルチャー(ゴブリンの放火砲)による勝ちパターンの方が安定している事と、相手の対策の裏をかくことが出来るため、変形サイドボードをすることが多いです。
このパターンの場合、通常のベルチャーとは違って、「巣穴からの総出」を入れてくるパターンは極めて少ないため、そちらを気にせずに、「ゴブリンの放火砲」を警戒しましょう。
このデッキに関しては、ちょっとわかりにくい面もあるため、(後編)で実際に使った場合の注意点も書きます。
このデッキは、最近生まれたデッキで、一部ではかなり話題になったようです。
まずレシピを。
creatures [28]
1 《栄光の目覚めの天使/Angel of Glory’s Rise》
1 《巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrolls》
1 《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》
1 《野生の朗詠者/Wild Cantor》
4 《欄干のスパイ/Balustrade Spy》
4 《Elvish Spirit Guide》
4 《ナルコメーバ/Narcomoeba》
4 《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》
4 《通りの悪霊/Street Wraith》
4 《地底街の密告人/Undercity Informer》
instants [17]
1 《魔力変/Manamorphose》
4 《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
4 《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4 《否定の契約/Pact of Negation》
4 《召喚士の契約/Summoner’s Pact》
sorceries [7]
1 《戦慄の復活/Dread Return》
2 《陰謀団式療法/Cabal Therapy》
4 《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
artifacts [8]
4 《金属モックス/Chrome Mox》
4 《水蓮の花びら/Lotus Petal》
サイドボード
4 《ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher》
4 《ライオンの瞳のダイアモンド/Lion’s Eye Diamond》
3 《炎の儀式/Rite of Flame》
4 《大霊堂の戦利品/Spoils of the Vault》
このデッキの基本パターンは、
「Elvish Spirit Guide」「猿人の指導霊」「陰謀団の儀式」「暗黒の儀式」「金属モックス」「水蓮の花びら」によってマナを出します。
この際、黒を含んだ4マナを発生させる必要があります。
そして、「欄干のスパイ」か「地底街の密告人」を出します。
対象は自分を選び、デッキに土地が入っていないため、ライブラリー全てが墓地に置かれます。
そして、ドレッジと同じように、「ナルコメーバ」を戦場に戻して、「戦慄の復活」をフラッシュバック、このレシピでは、「栄光の目覚めの天使」を戦場に戻し、「巻物の君、あざみ」と「研究室の偏執狂」を墓地から戦場に出します。
あとは、「あざみ」の能力でカードを引こうとすると、「偏執狂」の能力でゲームに勝つことが出来ます。
最後の釣るクリーチャーに関しては、「擬態の原形質」を戦場に戻し、「絶滅の王」「トリスケリオン」を追放し、大量の+1/+1カウンターを利用して、トリスケリオンの能力で相手に大ダメージを与えて勝つパターンもあります。
ネットでの触れ込みによると、1キル率30%とか書いてあるものもありますね。
ただし、現実的には確率ははるかに下がります。
また、相手の妨害を考えると、さらに下がります。
正直、あんまり結果を出していないデッキです。
弱点は多く、ハンデス、墓地対策、ストーム対策、Force of Will、全てが有効です。
また、良くベルチャーの亜種。特に、メインに「ライオンの瞳のダイアモンド」を使わないため、『安いベルチャー』と呼ばれることもあります。
しかし、実際のところ、サイドは、
4《ゴブリンの放火砲》
4《大霊堂の戦利品》
4《ライオンの瞳のダイアモンド》
を入れるパターンが多く、逆にコレを入れていないレシピで結果を出すことは極めて難しいです。
ぶっちゃけ、サイド後はちょっと弱いベルチャーになります。
メインとサイド後の違い、珍しさによって、わからん殺しを発生させるパターンが多いです。
とりあえず、メインパターンについての注意点をいくつか
1 基本的に相手は1ターン目、遅くとも3ターン目までにはコンボを開始してくる。
キルターンは極めて早いです。ベルチャーと違って、とりあえずゴブリンの放火砲をおいておくという事は出来ないため、コンボスタートすれば、勝つにせよ負けるにせよ、確実に勝負が決まります。
2 相手は戦慄の復活によるリアニメイトに依存している
仮に、1戦目、先手で死儀礼のシャーマンをプレイし、ターンが帰って来た場合には、勝ち確定です。
その場合、相手は戦場に何もプレイしていないため、スパイだと判断しやすいです。死儀礼のシャーマンで墓地からクリーチャーかスペルを取り除ける状態を維持しましょう。
サイド後は、墓地対策も有効です。
「外科的摘出」がもっとも無難ですが、本気で対策をしたい場合には、「フェアリーの忌み者」がより安心です。
「否定の契約」でカウンター出来ないため、相手のコンボは封じる事が出来ます。
デッキに戦慄の復活は1枚しか入っていないため、ナルコメーバが戦場に戻る能力を誘発した段階で取り除いてもいいですし(死儀礼のシャーマンで黒マナしかない場合)、戦慄の復活でクリーチャーを対象に取った段階でそのクリーチャーを取り除いても良いです(死儀礼のシャーマンで緑マナしかない場合)。
3 サイド後はベルチャーになる場合が多い
ベルチャー(ゴブリンの放火砲)による勝ちパターンの方が安定している事と、相手の対策の裏をかくことが出来るため、変形サイドボードをすることが多いです。
このパターンの場合、通常のベルチャーとは違って、「巣穴からの総出」を入れてくるパターンは極めて少ないため、そちらを気にせずに、「ゴブリンの放火砲」を警戒しましょう。
このデッキに関しては、ちょっとわかりにくい面もあるため、(後編)で実際に使った場合の注意点も書きます。
コメント
そして、やっぱりダイアモンドは必要そうですねぐぬぬ。
自分もthe spyを使っています
レシピは私の使っているものと大きく
異なりますが、死儀礼を置いてターンが帰ってくるというのは
あまり正しい意見では無いかもしれません
現に黄泉からの橋×1、戦慄の復活×2
これを加えることで回避できます
ほかにも、レシピを煮詰めれば不要なカードも
たくさん出てきます
このレシピはあまり汎用性が効かないので
自分の好みではありませんが…
よろしければ今夜辺りでも書こうと思っていたので
参考になれば幸いです
ライオンの瞳のダイアモンドはなくてもほとんど問題ないですよ。
少しでも参考になれば嬉しいです。
メインプランでは必要はないのですが、サイドでベルチャープランを入れるのならばどうしても・・・というところですね。厳しいところです。
>黒色水蓮さん
正直私自身はそれほどこのデッキタイプについては詳しいとはいえません。
おそらく実際に以前から使われている、黒色水蓮さんのほうが詳しいと思います。日記も参考にさせていただきました。
そのため、後編の内容についても悩みましたけど、正直に自分が思ったままを書きました。
申し訳ないです。