SnT考察 前編 と殻雑記
2012年9月3日 TCG全般 コメント (5) 日記のネタもあんまりないので、しばらく前に書いたSnT考察の前編。
ショーテルが流行ってきた頃に考えた内容です。
SnT(ショーアンドテル 実物提示教育)の考察と提案 前編
ということで、今日はSnTについて。
というのも、先日友人のにしさんから、デッキを借りて、初めてSnTを使ってみたことがきっかけです。
感想としては、実に強く、とんでもないデッキ。
ただし、穴があり、このままでは4-0とかは難しい。
現段階ではまだ勝ちやすいかもしれないが、2週間くらいして、さらに広まった時には、優勝や4-1レベルの勝ち目はないな、と思いました。
というのも、当然ながら欠点が色々あります。
明確な欠点としては、SnTに依存しすぎている点ですね。
実際に、その場にいたスライ信者さんのZooでもそうですし、その後にしさんが対戦したマーベリックのデッキにも採用されていた、「忘却の輪」の存在があります。
Zooですらメインに採用できるほどの性能を持ちながら、単純なSnTデッキに対しては相手のプランを一気に崩壊させるとんでもないカードとなります。
というのも、この時点のSnTデッキの多くは、エムラクールor全知がメインフィニッシャーとなります。
どちらも忘却の輪で対策が出来るため、それだけで相手のプランを崩すことが出来ます。
仮にZooでコレを採用している場合、もともと5ターンキルをしていくデッキのため、その時間を十分に稼いでくれると言えるでしょう。
もっとも、ただのSnTデッキの場合、勝ち筋の一つを封じられただけで、勝ち目のなくなる場合も多いでしょうけどね。
さて、今後の大会に関しては、間違いなくSnTは対策されてくるわけです。
メインに忘却の輪を投入するだけでも圧倒的な違いが出てくるわけですし、現状でもカナスレのサイドに金粉のドレイクはよく見ますしね。
そのため、単純にSnTを使おうと思ったら、2つの方法のどちらかを取る必要があります。
①対策1
忘却の輪、金粉のドレイクにひっかからないようにする。
エムラクール、全知ともにこのどちらかで引かかってしまうため、ひっかからない勝ち手段を用意する必要があります。
具体的には、「大祖始」を3~4枚投入することですね。
誤った指図、WILLの餌にもなりますし、案外腐りにくいカードです。
また、多くのデッキに対しては、キルターンこそ増えてしまうものの、対策をとっていないため、簡単に勝つことが出来ます。
②対策2
忘却の輪、金粉のドレイクの能力自体を打ち消す。
コレは簡単です。メインからもみ消しを3~4枚投入することです。
SnTで全知を出せた場合は、マナを払わずにもみ消しを打てるため、簡単に忘却の輪やドレイクの能力を打ち消せます。
一応エムラクールを相手がカラカスを使ってバウンスさせてきた時にも、1ターン防ぐ事が出来ます。
この場合も、おそらく1回防げれれば、相手のカラカスともどもパーマネントが消え去るため、勝ちが確定するでしょう。
また、カナスレなどでよくやる手段ですが、相手のフェッチに使い、時間稼ぎをすることもできますしね。
ともあれ、この辺りは少しSnTを考えてみると、行き着くことだと思います。
これらを踏まえた場合に、SnTが最適かと考えると、必ずしもそうとは言えないと思います。
というのも、根本的にSnTに依存しすぎているため、だまし討ちを使わない限りは、願いや直観、ドロースペルによってSnTをサーチしてくる必要があります。
コレは、実際のキルターンを1ターン送らせているうえ、結構しんどいです。
さて、これらのSnTの弱点を防ぐもう一つの案として、別のアプローチを使う方法があります。
ということで前編終了。
後編もこの時一緒に書いたんですが、この後編を元にして、チームメイトのにしさんが来週の大会に出るかもなので、とりあえず伏せておきます。
隠すほどの内容かはわかんないですけど。
全く関係ないけど、とある私によく似た名前のプレイヤーの殻考察を見ました。
殻が大好きなのが伝わってきて、良い内容ですね。
今から殻を使ってみたり、構成を悩むときには非常に参考になると思います。
ただ、ホントに殻を調整しているなら選択肢に入るべきカードが何枚も抜けて落ちているのが気になります。
あえて伏せているならわかるけど、選択肢に入っていないなら、考察は片手落ちにすぎないよなぁ、と思ったり思わなかったり。
例えば、スタンの殻ならば、確実にファルケンラスの貴種は選択肢に入ってくるべきだと思います。
というか、現環境最強の4マナアタッカーですしね。殴ることを考えるなら、コレを入れない殻はありえないです。
殻は本当に選択肢が多く、プレイヤーによって多くの幅が出ますね。本当にコレが後少しで落ちてしまうのが残念でなりません。
ショーテルが流行ってきた頃に考えた内容です。
SnT(ショーアンドテル 実物提示教育)の考察と提案 前編
ということで、今日はSnTについて。
というのも、先日友人のにしさんから、デッキを借りて、初めてSnTを使ってみたことがきっかけです。
感想としては、実に強く、とんでもないデッキ。
ただし、穴があり、このままでは4-0とかは難しい。
現段階ではまだ勝ちやすいかもしれないが、2週間くらいして、さらに広まった時には、優勝や4-1レベルの勝ち目はないな、と思いました。
というのも、当然ながら欠点が色々あります。
明確な欠点としては、SnTに依存しすぎている点ですね。
実際に、その場にいたスライ信者さんのZooでもそうですし、その後にしさんが対戦したマーベリックのデッキにも採用されていた、「忘却の輪」の存在があります。
Zooですらメインに採用できるほどの性能を持ちながら、単純なSnTデッキに対しては相手のプランを一気に崩壊させるとんでもないカードとなります。
というのも、この時点のSnTデッキの多くは、エムラクールor全知がメインフィニッシャーとなります。
どちらも忘却の輪で対策が出来るため、それだけで相手のプランを崩すことが出来ます。
仮にZooでコレを採用している場合、もともと5ターンキルをしていくデッキのため、その時間を十分に稼いでくれると言えるでしょう。
もっとも、ただのSnTデッキの場合、勝ち筋の一つを封じられただけで、勝ち目のなくなる場合も多いでしょうけどね。
さて、今後の大会に関しては、間違いなくSnTは対策されてくるわけです。
メインに忘却の輪を投入するだけでも圧倒的な違いが出てくるわけですし、現状でもカナスレのサイドに金粉のドレイクはよく見ますしね。
そのため、単純にSnTを使おうと思ったら、2つの方法のどちらかを取る必要があります。
①対策1
忘却の輪、金粉のドレイクにひっかからないようにする。
エムラクール、全知ともにこのどちらかで引かかってしまうため、ひっかからない勝ち手段を用意する必要があります。
具体的には、「大祖始」を3~4枚投入することですね。
誤った指図、WILLの餌にもなりますし、案外腐りにくいカードです。
また、多くのデッキに対しては、キルターンこそ増えてしまうものの、対策をとっていないため、簡単に勝つことが出来ます。
②対策2
忘却の輪、金粉のドレイクの能力自体を打ち消す。
コレは簡単です。メインからもみ消しを3~4枚投入することです。
SnTで全知を出せた場合は、マナを払わずにもみ消しを打てるため、簡単に忘却の輪やドレイクの能力を打ち消せます。
一応エムラクールを相手がカラカスを使ってバウンスさせてきた時にも、1ターン防ぐ事が出来ます。
この場合も、おそらく1回防げれれば、相手のカラカスともどもパーマネントが消え去るため、勝ちが確定するでしょう。
また、カナスレなどでよくやる手段ですが、相手のフェッチに使い、時間稼ぎをすることもできますしね。
ともあれ、この辺りは少しSnTを考えてみると、行き着くことだと思います。
これらを踏まえた場合に、SnTが最適かと考えると、必ずしもそうとは言えないと思います。
というのも、根本的にSnTに依存しすぎているため、だまし討ちを使わない限りは、願いや直観、ドロースペルによってSnTをサーチしてくる必要があります。
コレは、実際のキルターンを1ターン送らせているうえ、結構しんどいです。
さて、これらのSnTの弱点を防ぐもう一つの案として、別のアプローチを使う方法があります。
ということで前編終了。
後編もこの時一緒に書いたんですが、この後編を元にして、チームメイトのにしさんが来週の大会に出るかもなので、とりあえず伏せておきます。
隠すほどの内容かはわかんないですけど。
全く関係ないけど、とある私によく似た名前のプレイヤーの殻考察を見ました。
殻が大好きなのが伝わってきて、良い内容ですね。
今から殻を使ってみたり、構成を悩むときには非常に参考になると思います。
ただ、ホントに殻を調整しているなら選択肢に入るべきカードが何枚も抜けて落ちているのが気になります。
あえて伏せているならわかるけど、選択肢に入っていないなら、考察は片手落ちにすぎないよなぁ、と思ったり思わなかったり。
例えば、スタンの殻ならば、確実にファルケンラスの貴種は選択肢に入ってくるべきだと思います。
というか、現環境最強の4マナアタッカーですしね。殴ることを考えるなら、コレを入れない殻はありえないです。
殻は本当に選択肢が多く、プレイヤーによって多くの幅が出ますね。本当にコレが後少しで落ちてしまうのが残念でなりません。
コメント
読んでてハラハラしちゃいました。
でもまぁ希種ただ強ですよね~
貴種が抜けているのは単に色的な問題だと思います。
殻+速攻のシナジーも強いですし、実際ゼノさんの貴種には何度もいわされてますからw
ついつい、僕も真似して、さっき殻で3-0しちゃいました。
貴族もぬいぐるみも、家中探してもなかったので、ゾンビ殻になっちゃいましたけど
新たなSnt対策を模索中です
自分と同じ名前だから、対抗意識を持ってるんでしょうね。
ともあれ、あの考察自体は結構参考になりました。
貴種ちょーつよいですよね。スタンどころか、モダンでも最強の4マナだと思います。
>モリコーさん
幻影の像とかも考察に入っているので、ナヤカラーのみってわけではないみたいですけどね。
逆にモリコーさんに言わされた事も何度かあったような・・・orz
>なきがらさん
俺より強いくせに・・・
あと、カードが無いのは嘘すぎるwカードショップのくせにw
>スライ信者さん
忘却の輪をメインから投入するというのは良い発想だと思いました。
実際スライ信者さんのデッキは、あの当時のショーテルデッキには非常に相性がよさそうでしたね。さすがです。