なんか、人のプレイ記事(ふみさんのお話)を見て、面白かったので適当な戯言をいくつか。

 コレはひどい内容だと思います。まさしく駄文です。


 まず、最初に引用を。

 幸運と直感を司る神、「タマット」の教えの中で、こういう言葉があります。・・・うろ覚えですが。
「直感とは、本人も気がついていない様々な情報の中から判断した、最善と思われる選択である」


 ということで、自分は結構直感的プレイヤーだと思います。・・・良くも悪くも。でもやっぱり悪いトコだと思う。

 というのは、私のメタ読みやプレイに関しては、妖精さんに聞いて決めることが多かったりするからです。
 それらの悩ましいであろう問題を問いかけると、パッと答えが帰ってくるため、それを信じることが多いです。
 良く言えば、いわゆる自問自答の形式だと思います。

 
 この事から、マジックの対戦中に、相手の手札をある程度知ることが出来ます。
 調子が悪いと全くわからないのですが、ある程度良ければ大体わかります。というか、正確には、わかった気分になれますw

 相手の手札に何があるか知りたいときに、妖精さんに聞くことで、その判断を瞬時につけることが出来ます。まあ、平たく言うと直感で決めています。
 友人には、相手の手札が透けて見える、とか適当な事を言うことが多いですけどw

 ドラノールに言わせれば、「ノックス第六条。探偵方法に偶然と第六感の使用を禁ズ。」
 と、叩き切られる話でしょうけどね。

 ともあれ、この直感はうさんくささ満点ですけど、わりと当たっています。
 一応直感の理由を考えると、大体結論が出ますしね。多くは、細かい理由の積み重ね、という場合がほとんどです。
 

 例えば、先日大会で、こういう状況になりました。


自分、白緑ビート。後手。
相手、赤緑ケッシグ。先手。

こちらのターンで、第一メインフェイズに土地を置いた状況。

こちらの場は、森、森、平地、アヴァシンの巡礼者、ミラディンの十字軍。
手札に刃砦の英雄、天使の運命、他に現在使い道のないカード。土地と除去は手札になし。

相手の場は、アンタップ状態の山、赤緑M10ランド、タップ状態の森、山、森。
手札数枚。


 天使の運命をつけて殴れれば、おそらく勝てる。しかし、除去があればテンポロスで負け確定。しかも、まだ除去呪文を打たれていない。
 無難な選択肢は、十字軍でアタックしてから、刃砦の英雄をプレイすること。
ただし、相手は現在5マナなので、次のターンにどちらかのタイタンかワームとぐろエンジンが出てくることはほぼ確定。

 ここで私は少し悩み、とりあえず妖精に聞くと、「相手の初手には感電破はない」という返答。
 なんか微妙な返事なので、非常に悩むが、最終的に天使の運命をプレイすることに。
 結果、レスポンスで十字軍に感電破を打たれて、それが原因で負け。

 コレは非常に悔しかったので、強く印象に残っています。


 これは、ダメなトコですね。私の直感が悪く影響した例だと思います。
 悔しかったので、相手のプレイを思い出してみると、一応理解は出来ました。


 さて、ここで問題になるのは、なぜ相手の初手に感電破がないと思ったのか、という点です。


 正確な流れを書くと、

 相手は先手。マリガンなし。
 1ターン目、赤緑のM10ランドをタップインでセット。エンド。

 私後手。マリガンなし?1マリだったかも。
 1ターン目、森からアヴァシンの巡礼者をプレイして、エンド。


 相手2ターン目。
 「手札から」山をセット、不屈の自然をプレイ。エンド。

 こちら2ターン目。
 平地から、ミラディンの十字軍をプレイ。エンド。


 相手3ターン目。
 手札から森をセットし、不屈の自然をプレイ。エンド。

 こちら3ターン目。
 平地をプレイし、上記の例の状況となる。


 という状況でした。

 ここでポイントは、相手は1ターン目、に赤緑M10ランドをタップインで出し、2ターン目に手札から山を出したことです。
 通常なら、初手に感電破があれば、山を出して、それから赤緑M10ランドを出すはずです。
 それをしなかったということは、単純なプレイミスか、手札に感電破がないか、緑のマナを少しでも多くそろえたかったのか、という3択だと思いました。

 ちなみに、手札から、というのがわかったのは、毎回相手のドローしたカードを手札のどこに入るのか、それをすぐにプレイしたのか、などを確認しているからです。
 麻雀をやっている人にとっては、わりと当たり前のプレイだと思います。

 そのため、相手の手札に感電破がある可能性が低いと判断したわけです。

・・・これが、直感の理由だったわけですね。
 なんとも悩ましい話です。3ターン目なので、初手からの2枚のドローの中に感電破があるかどうか、という問題だったため、その可能性が低いと判断して、天使の運命をプレイしたわけです。
 とはいえ、いくら確率が低いと思っても、安全策に出た方がよかった気がします。
 まあ、結果論的な部分はありますけどね。


 ということで、基本直感。
 ただし、そのために、たくさんの情報を集める必要があるわけです。

 多くの情報と、理解があってこそ、直感は直感たりえると思います。
 
 というところで、お終い。

 
 デッキレシピは明日書きます。大したデッキじゃないですけどね。

コメント

bun
2012年2月4日19:28

面白かったです。
生き物は基本的に心身に負荷をかけない行動を選択しますから、論理的な思考をショートカットして「直感的に」動くのかも知れませんね。

個人的にはMTGは思考を形にしたり、その過程を楽しむゲームだと思っているので、出来るだけロジカルに行動したいとは思っているのですが、出来ているかどうかはわかりませんw

遊生
2012年2月4日20:11

僕はあるかどうかより、まず感電破があるとしてプレイした場合間に合うかどうかで考えますね。

そのうえで間に合うならあるものとしてプレイするし、間に合わないならナイものとしてやります。

BOSP
2012年2月5日0:23

通りすがりのものです
興味深い文章で素直に面白かったです
MTGの思考ゲーの側面を考え直したくなりました

ついでにお気に入り登録させていただきました
よろしくお願いします

ZENO(ゼノ@ 5色の人)
2012年2月5日1:27

>bunさん
楽しんで貰えたなら何よりです。
いかに思考をしていくかというのも面白いですよね。限られた時間の中ではなかなか難しいですけどw

>遊生さん
確かに、それが一番堅実かつ適切な対処法ですね。
そうやって割り切ってプレイをしたほうが、コンスタントに良い結果を残せそうです。

>BOSPさん
胡散臭い文章で申し訳ないですけど、少しでも楽しんでいただければありがたいです。
こちらも登録をさせていただきました。こちらこそよろしくお願いいたしますね。

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