EDH

2010年9月20日 TCG全般
 しかし、改めて考えると、EDHはとても面白いですね。

 自分の好きなカードを使って、ジェネラルとして自由に扱えるのは非常に夢があります。

 ただ、デッキを調整していくと、どうしても強さを求めて、瞬殺に近づいていってしまうのが難点ですね。
 瞬殺系だと、基本的に青がらみのジェネラルは極めて危険なので、すぐに対処しないと終わってしまうのが恐ろしいです。

 ちなみに、私が昨日の日記の最後に書いたEDHのコンボは地味に強いです。
 もっとも、墓地利用系なので、対策がたくさんあり、ターンが進むとかなり厳しいのが欠点ですね。
 《オーラ掠りの魔道士/Auratouched Mage(RAV)》自体は6マナという高コストですが、一旦墓地に落とし、再活性/Reanimateを使うことで、マナコストを踏み倒せるのが利点です。
 一応運がよければ2ターンキルを出来ます。

 実際、昨日の試合の時は、手札的に3ターンキルができたのがあんまりでした。
 初手の流れとしては、狂気の祭壇セット、オーラ掠りの魔道士をディスカード、Dance of the Deadで釣り上げて終わり、という配牌でしたね。実際には、なぜか土地をあんまり引かなかったのと、様子見を込めて5ターン目くらいにコンボを発動させましたが。

 相手のジェネラルはあんまり覚えていないのですけど、EDHに慣れている人が2人と、初心者1人。一人は、シャルムと5色ジェネラルを用意しており、あと2人はちょっと忘れてしまいました。

 
 しかし、ホントEDHは面白いけど、難しいです。
 いわゆる殺伐EDHになると、瞬殺デッキが横行しており、まったりEDHとはまったく性質が違うんですよね。まったりEDHの中で殺伐EDHデッキを使うと、ただの空気が読めない人になってしまいますしね。
 とはいっても、調整をしていくうちに、どうしても殺伐の系統になっていくのがなんとも。

 EDHの瞬殺系でよく聞く、Power Artifact、ドリームホール、精神力といった、青系の無限コンボでなくとも、いくらでも瞬殺コンボがありますもんね。
 自分のコンボでも、サーチは吸血の教示者や伝国の玉璽、デーモニックチューターなどいくらでもありますし、ドロー+ディスカード呪文はBazaar of baghdad、適者生存、などなど、いくらでも好きなカードを持ってこれますし、EDHで使用可能のカードを考えると、どの色でもひどいものです。
 また、瞬殺コンボも一つしか入っていないわけではないでしょうし、2~3パターンくらいの勝ちパターンを用意しているデッキも多いと思います。
 例えば《虚空の力線/Leyline of the Void(GPT)》などで、墓地を封じられてもいいように、別のコンボを用意していたり、ホント様々だと思います。

 しかし、最終的にヴィンテージみたいな瞬殺環境になってしまっても、非常につまらないと思います。
 特に、ヴィンテージやレガシーのように、瞬殺を防ぐために、対策カード(代表的なのはWill)などで守るということは、ハイランダーの性質上かなり厳しいはずです。
 誰もが2・3枚の即死コンボを狙う中、妨害をしていくのはかなり困難だと思います。

 なので、EDH自体は楽しいフォーマットですし、夢があるはずなのに、どうして寂しくなってしまうのかなぁ・・・と少ししんみりしてしまいました。

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